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主婦投資家・りりなさんに聞く お金と共働きする!NISAの攻略法

  • 2024.7.9
出典:ぎゅってWeb


昨今の物価上昇は家計も圧迫しますよね。そこで、今注目されているのが証券投資。
3月に実施したぎゅって主催の「はじめてのNISA、iDeCo」オンラインセミナーにも多くの人が集まり、開催後には約9割の人が証券投資への「興味・関心が高まった」と回答しました。
今回は、初心者でも難しくない“お金と共働き”する方法を主婦投資家・りりなさんに教えてもらいました。

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知識ゼロからスタートりりなさんの3000万円ヒストリーとは?

結婚5年目で資産3000万円を達成した、りりなさん。資産形成のため、まずは家計管理の一環で家計簿を付け、お金の流れを見直しました。また、先々の教育費などのため投資の勉強をスタート。

そこで始めたのが、投資に詳しくなくてもできるつみたてNISA。りりなさんもコツコツ資産形成をしていきました。その後は無料セミナーや本などを参考に、iDeCo、ふるさと納税にも挑戦。

今はNISAでの投資に加え、本格的な株式投資による株主優待や、配当金目的の個別株投資も行っています。

教えてくれたのは

りりな

さん

りりなさん
出典:ぎゅってWeb

30代主婦投資家で一児の母。結婚を機に資産運用を始め、5年目で資産3000万円を突破。投資診断士®の資格を取得。楽しく賢くお金を増やす方法は、約27万人が支持するInstagram(@kakemane)などで発信中。著書に『はじめ時はいつも今 主婦にやさしいお金の増やし方BOOK』(KADOKAWA)がある。

りりなさんの今の資産運用の割合は?
出典:ぎゅってWeb

りりなさん流 家計管理の3ステップ

りりなさん流 家計管理の3ステップ
出典:ぎゅってWeb

POINT1 家計管理&経済圏の整理

家計簿を付けて収支を把握すると同時に、家賃や水道光熱費など生活にかかる費用を1つの口座やカード払いにまとめ、お金の流れを整えることを「経済圏の整理」と呼びます。公共料金の支払いでもポイントは貯まるため、分散しているポイントをまとめ、家計のプラスに。

POINT2 NISA

1月からスタートした“新NISA”は、つみたて投資枠と成長投資枠の2つがあります。口座開設はいつでもできて、併用もOKなのが魅力。1年間の投資限度額はつみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円。非課税期間は無期限ですが、上限金額は1800万円です。おすすめは、つみたて投資枠で、投資初心者でも簡単に始められコツコツ貯められます。

初心者向け NISAの始め方

1.NISAのオススメPointは?

税金がかからない
つみたて投資枠、成長投資枠を合わせて1800万円までは課税されません。ただ、成長投資枠は1800万円のうち1200万円までが上限。利益が上がって税金がかからないのが魅力です。

100円から投資可能
NISAの正式名称は、少額投資非課税制度。ネット証券では、投資信託の購入金額を100円単位で決めることができるため、家計をやりくりすれば自分のペースで、無理なく投資が可能です。

iDeCoとの違い
同じく非課税で所得控除できるiDeCoは、老後の資金としての意味合いが強く、引き出しは原則60歳以降。お金を途中で引き出せること、税金などを考えると、NISAの自由度はかなり高いと言えます。

売却や出金が可能
万が一まとまった現金が必要になった時、すぐに売却したり、出金できたりするのがNISAの特徴です。また、毎月積み立てる掛け金が、口座アプリで簡単に変更可能なのも、無理なく続けられるポイントです。

2.NISAはどんな人にオススメ?

家事や育児、さらには仕事と、時間がない人ほど、NISAは向いているといえます。資金に余裕がない人も、つみたて投資枠に毎月3000円でも自動積み立てできれば、その後は放っておいても構いません。口座開設のひと手間さえクリアすれば、後は「お金に働いてもらう」という意識で積み立てていくと良いでしょう。

3.NISAを始めるために最初にすることは?

口座開設
メールアドレスやマイナンバーカードを用意。苗字や住所が古い情報だと申請ができないので気を付けましょう。NISA口座は1人1口座のみなので、銀行や証券会社の選択は慎重に。

カード連携にも注目
クレジットカードのポイントを貯めながら投資でき、取引ごとにポイントが貯まるケースもあるので、口座開設の前にチェックしておくことがオススメです。

つみたて投資をする金額を検討
貯金も含め、一般的に積み立ては収入の20%と言われます。この20%の範囲内で、貯金と投資のバランスを考え、無理のない投資額を決めましょう。

りりな流 NISAの口座開設スタートポイント

口座開設はスマホがオススメ

  • 自分にあった操作性のものを選びましょう
  • スマホだと手軽・操作簡単

NISA口座の開設は郵送でも行えますが、時短を考えればネットが一番。特に、使い慣れたスマホでの開設はストレスなくできます。中でも楽天証券の画面は分かりやすくて初心者でも簡単に扱えるのが魅力です。

口座開設前に準備しておくことは?

  • カードの見直し
  • 自分のよく使うポイントを知っておく

証券口座を開設する時に、自分のカードをまずは見直しておきましょう。例えば、楽天証券で口座開設するなら、楽天カードを作って投資信託を購入すればポイントが貯まります。そのポイントでも投資信託を購入できるので、とてもお得。

口座開設後の銘柄選びのポイントは?

  • 手数料がかからない
  • 分散したほうが低リスク

投資で重要な銘柄選びですが、初心者には少しハードルが高いとの声も。投資信託には手数料が発生するので、この手数料を確認し、なるべく安いものをチェックしておきましょう。また、投資はリスクが伴うもの。リスクを最小限にするためには、分散型の投資信託を選ぶことも重要です。

NISAをスタートさせた後の心構え

  • 利益が下がってもあきらめない
  • すぐにやめない

NISAを始めたら覚えていてほしいのが、「続けること」「やめないこと」。利益が上がるだけでなく、下がることも。そこに一喜一憂しないことです。放っておくくらいの気持ちが大切なので、自分が下がったら、みんなも下がっていると考えるのも良いかもしれません。

※内容は、2024年6月4日時点のもので変更になる可能性があります。また、読者の利益を保証するものではありません。

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