1. トップ
  2. 恋愛
  3. 休ませてもOK派が大多数?家族とのレジャーで子どもが学校を休むことはアリなのかナシなのか問題

休ませてもOK派が大多数?家族とのレジャーで子どもが学校を休むことはアリなのかナシなのか問題

  • 2024.7.9

家族とのレジャーで子どもが学校を休むのはアリ?

旅行中の家族のイメージ
旅行中の家族のイメージ

SNS上で度々話題になるのが「平日に学校を休ませて子どもと旅行して良いのか」問題。親の仕事によっては土日が休みとは限らず、平日しか旅行できないという家庭も多くいるでしょう。子どもを育てる家庭ではどのような考えを持っているのか、ネット上の声を見ていきましょう。

「休ませてよい」賛成派が約7割

2023年8月に、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営する「アクトインディ」がおこなった調査では、「おでかけや旅行に行くために子どもに実際に幼稚園・保育園、学校を休ませたことがあるか」について、「ある」が56%、「ない」が35%という結果でした。さらに学校を休ませることの賛否について、「賛成」が33%、「どちらかというと賛成」が36%で、7割近くが賛成派という結果でした。

子どもを家族のレジャーなどで休ませることに「罪悪感」を感じる保護者は多いものの、「休ませてもOK」という賛成派が圧倒的に多いようです。理由としては「平日休みの親もいるし、全然OKだと思う」「家族の行事はそんなに沢山できることじゃないから、貴重な機会。休んででもやるべき」という意見があげられていました。また「学校外で得られるものも多い」「子どものときに必要なのは勉強だけじゃないからね」といった声も。

休ませるときは子どものサポートが大切?

授業中の生徒のイメージ
授業中の生徒のイメージ

一方、子どもの頃に私用で休んだことがある人からは「子どもの頃学校休んで旅行したけど、なんか罪悪感あった」「皆は勉強してるのに自分だけ遊んでて、悪いことしてる気分になったな」と複雑な子ども心を覚えているよう。良かれと思って計画しても、子どもが乗り気でなければ楽しむことはできないでしょう。子どもの意思を確認し、しっかりと話し合った上で休むことが大切なのかもしれません。

休ませるのはNG派は意外にも少ないようですが、「何かあれば簡単に休むようになってしまうと思う」「行かなきゃいけないという強制力がなくなって、不登校になるのが怖いな」「真面目に学校に来た生徒と旅行だ映画だとレジャーで休む生徒とはやはり差別化は必要」などの意見が……。

また賛成派からも「学校を休む分、授業の進み具合には気をつかうべき」「先生やクラスの子に迷惑がかかる日に休むのはNG」「「ICT活用した教育してるんだから、授業の動画を後で見れるようにしてほしい」と、休んだ分の学習サポートや休む日には配慮すべきという意見も見られました。

「ラーケーション制度」を導入する自治体も

最近では「皆勤賞」を廃止する学校も増え、「休まないのが偉い」という価値観は薄れ始めているようです。さらに「休み方改革」プロジェクトの一環として2023年3月に全国で初めて愛知県で創設された「ラーケーション制度」を導入する自治体が増えてきています。この制度では、公立学校(小・中学校、高校、特別支援学校)に通う子どもが学校を休み、保護者等とともに家庭や地域で探究の学びや体験・活動を自ら考え、企画実行できます。年3日まで取得が可能で休んでも欠席扱いにはなりません。

皆さんは家族の旅行やレジャーで子どもが休むのはアリだと思いますか?

(LASISA編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる