PK失敗の39歳ロナウドを『Misstiano Penaldo』と表示したBBC、苦情に釈明 「単なる言葉遊び、悪気はない」

Text by 井上大輔(編集部)

EURO2024で敗退が決まったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。

39歳の彼は無得点で大会を去ることになったが、スロベニアとの延長戦でPKを失敗した際に号泣したことが話題になった。

また、『BBC』がPKを失敗（ミス）したロナウドを嘲笑するような「Misstiano Penaldo」というテロップを表示したことも物議を醸した。

現地記者のジム・ウォーターソン氏によれば、英国の視聴者がこの字幕表示についてBBCに苦情を申し入れたそう。そして、BBCはこのように回答したという。

「このキャプションは、単なる言葉遊びのつもりで、『Match Of The Day（BBCのサッカー番組）』の分析グラフィックでこれまで何度も行ってきた。

クリスティアーノ・ロナウドに対する悪気はない。実際、番組中に何度もロナウドについて好意的に語っている。

解説者家たちがロナウドを過度に批判するようなことは一切なく、番組全体でも一貫してロナウドを尊重していた。

しかし、一部の視聴者がこのグラフィックに不満を抱いていたことは承知しており、フィードバックを制作チームに伝え、今後の番組作りに役立ててもらう」

ロナウドを攻撃する意図はなく、単なる言葉遊びだったと釈明していたようだ。