1. トップ
  2. 恋愛
  3. 母の認知症が進行してきたけど「お風呂の介助は抵抗が…」救世主は2人の娘だった|母がアルツハイマー型認知症になった。

母の認知症が進行してきたけど「お風呂の介助は抵抗が…」救世主は2人の娘だった|母がアルツハイマー型認知症になった。

  • 2024.7.9

このお話は、著者・まゆん(@mayun4311)さんの父の目線で描かれています。ある日突然、母に「医者からアルツハイマー型認知症だと言われた」と告げられたエピソードをつづったストーリー。「これ以上進行しないで」という願いとは裏腹に、母の症状は悪化。日常生活に支障が出始めた様子を目の当たりしに、家族会議を開きます…。『母がアルツハイマー型認知症になった。』第10話をごらんください。

「介護をする」というのは、覚悟が要りますね…。特に、お風呂の介助は抵抗があるものです。ですが、そんな家族の危機を救ってくれたのは、おばあちゃんっ子の長女と次女でした。

3人で入るお風呂の光景は、とても楽しそうに見えますね。子どもの笑顔と元気に、救われた瞬間でした。

変わっていく家族のカタチ

著者・まゆんさんの父親の視点で描かれる本作。まゆんさんの祖母が認知症を発症したことがきっかけで、家族の日常に変化が訪れます。病気で変わっていく親の姿を目の当たりにし、受け入れがたい現実と闘うまゆんさんの父。さまざまな考えを巡らせた結果、妻と子どもを守るため「母を施設に入れる」という決断を下します。

「誰も悪くない」という言葉が印象的な本作。いつもニコニコしていた妻が、介護が始まってから余裕をなくす…そんな過酷な状況が伝わります。また、おばあちゃんが大好きだった子どもたちの悲しそうな表情も印象的でした。

誰にでも起こりうる介護の問題。赤裸々につづられた家族のお話から、改めて「家族の幸せ」について考えさせられるエッセー作品です。作品を読むことで、多くの方が今目の前にある幸せの尊さに気づくことができるでしょう。

著者:ももこ

元記事で読む
の記事をもっとみる