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巣穴の外でスヤスヤと...子ギツネちゃんの寝顔がかわいすぎる

  • 2024.7.8

今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年7月1日〜7月5日ピックアップ分)

子鹿にあふれる〝いのちの輝き〟

Sitakke
撮影:@mittyo2106 さん

午前3時、釧路湿原で〝日の出〟を見ようと、早起きをして宿を出たのですが、あいにくの〝霧〟であたりは真っ白です…。
車の中で、霧が晴れるのを待ちながらこの文章を書いているのですが、まわりにはたくさんのエゾシカの親子の姿があります。
日中に、生まれて間もない子鹿を見ることはなかなか出来ないのですが、早朝に車のエンジンを止めて、しばらくジッとしていると、子鹿が不思議そうな顔をして、車の近くまでやって来てくれます。
背の高さは、1メートルもなく、ウォルト・ディズニーの「バンビ」にそっくり。

「バンビ」が、花や蝶を初めて見て、不思議そうな顔をするシーンがありますが、そんな感じで車の中にいる私の様子をうかがっています。
ここで、あわててカメラを取りだしたり、窓を開けたりしたら、一気に逃げられてしまいますので、チラチラと横目でそのかわいらしい姿を観察。
私の車に飽きた「バンビ」は、次は、川や草むらに駆けていって、そこで何かを見つけたのか、母親のもとに急いで戻ってきて、そのことを報告するような仕草を見せたかと思えば、またどこかへ駆けていくのを繰り返しています。
その姿は、この世に生まれてきたことが、もう楽しくて楽しくて仕方がないといった、みずみずしい生命力にあふれています。

フクロウ?・・ミミズク?・・どっち?

Sitakke
撮影:@bp.fumio さん

ここでは初めての登場かも知れません、この春に生まれたトラフズクの幼鳥です。
もう〝赤ちゃん〟とは言えないほど成長が早く、顔の表情は、〝森の哲学者〟とか〝森の賢者〟とも呼ばれる、フクロウの威厳を感じさせますね。
アタマの上から、2本突き出た〝耳〟のようなものは、耳ではなく〝羽角(うかく)〟というものです。
この〝羽角〟があるフクロウの仲間をミミズクと呼んで、〝羽角〟のないものを、単にフクロウと呼んでいるそうなのですが、アオバズクには羽角がなく、シマフクロウには、羽角があるのですがフクロウという名前がついています、ややこしいですね。
ちなみに〝羽角〟は、耳や聴覚とは全く関係がなく、なぜあるのかは、わかっていないとのこと。

オレンジ色の〝宝石〟のような瞳

Sitakke
撮影:@taiga0508 さん

オレンジ色にふちどられた大きな瞳が印象的なフクロウの仲間・オオコノハズクの、春に生まれた幼鳥です。
昼の間は、ほとんど眠っていて、あまり動くこともないのですが、日没が近づくと、先ほどまでとはまったく違う生き物のように、活発に動き出し、親鳥にエサをねだります。
オオコノハズクという名前ですが、それほど大きくなく、ヒナの身長はペットボトルと同じくらい(20センチくらい)です。
親鳥がせっせと、ネズミや虫を捕ってきてくれるのを、きょうだいが並んで「キューキュー」といったような鳴き声を上げて催促をする姿は、とてもかわいらしいのです。
とはいえ、動き出すのが日没近くからなので、すぐに暗くなってしまい、写真を撮ることが出来る時間は、ほんのわずか。
それでも、このオレンジ色の、美しい宝石のような瞳がどうしても見たくて、夕暮れの森へと足を運ばずにはいられなくなるのです。

顔の中に〝小さな顔〟・・見える?

Sitakke
撮影:@hirokirin_photography さん

まさに、スクスクと育ってます!といった感じの、オシドリのヒナちゃん。
キョトンとしたような表情に、とっても癒やされますねー。
10羽前後のきょうだいで生まれてくることが多いのですが、何日か経って会いに行ってみると、数が減ってしまっていることがあります。
成長するにしたがって、ひとりで遠くまで出かけるようになり、そんなところをカラスやハイタカといった天敵に捕らえられてしまったのかも知れません。
とはいえカラスやハイタカも、子育てのまっただ中なので、一方的に〝悪者あつかい〟も出来ません。
ところで、オシドリのヒナの、正面顔でいつも思ってしまうのですが、鼻の穴が〝目〟に、くちばしが〝口〟に見えて、顔の中に、さらに小さな顔があるように見えてしまいます、そんなの私だけでしょうかね?

ママに叱られちゃうよ、それって…

Sitakke
撮影:@pochipochi99 さん

なんとも無邪気な寝顔ですねー、きっときょうだいでじゃれあっていて、それがどんどんエスカレートして、ついには〝電池が切れた〟ように、ついつい巣穴の中に戻らずに、眠ってしまったのでしょうね。
なんとも、満ち足りた顔をして眠っていますね。
夢の中で、さらにきょうだいで、楽しくじゃれあっている夢でも見ているのかもしれません。
でもね、子ギツネちゃん、もうすぐエサを持ったお母さんギツネが帰ってきたら、大きな声で「ギャン!」と、思いっきり叱られるに違いありません。
「巣穴の外で寝ちゃいけないって、何度言ったらわかるの!」って。

2024年6月の「今月の1枚」が決定!

先月6月の「今月の1枚」の発表です!
3,000の♥️を獲得された、@takashi_okashi  さんの、子ギツネのかわいい〝オチリ〟に決まりました。

Sitakke
撮影:@takashi_okashi さん

フェルトで出来ているかのようなモコモコしたオシリと、先っぽに白のワンポイントが入ったシッポ。
キタキツネの赤ちゃんの、後ろ姿ですねー。
@takashi_okashiさんの、このお写真のキャプションには「かなりマニアックですが、好きな人もいると思います」とありました。
それに対して、たくさんの「いいね!」と、「はい、大好物です」「たまらんね」「良いオチリです」「キュンキュンしますね」など、オシリマニアの方々からの、カミングアウトにも似た書き込みが多数(笑)
皆さまはいかがでしょう? この、オチリ。
.
@takashi_okashi  さん、おめでとうございます。
そして、応援いただいた皆さま、ありがとうございました。
2024年6月の「今月の1枚」に認定させていただきます。

文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa

インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。

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