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ジェンダーレスネームが根強い人気!女の子の漢字1文字×ジェンダーレスネーム ランキングTOP10

  • 2024.7.9

近年、男の子でも女の子でも違和感のない名前「ジェンダーレスネーム」が名付けのトレンドになっています。ジェンダーレスネームのランキングをみると、上位には漢字一文字の名前が多数ランクインしていました。

2024年上半期に誕生した女の子21,770名の名前から、「1文字×ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を発表します。

【2024年上半期】「1文字×ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10

(※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。

自然の美しさを名前に…

「ボタニカルネーム」とは、植物にまつわる漢字やよみを用いた名前のこと。

4位の「葵(主なよみ:あおい)」は男の子の「1文字×ジェンダーレスネーム」ランキングでも9位にランクインした、男女ともに人気の名前です。

「葵」はアオイ科の植物を意味します。アオイ科の植物の中でも、代表的で華やかなのがハイビスカス。カラフルで情熱的に咲き誇るハイビスカスのように、華やかな女性になってほしいという願いを込めても良いですね。

7位の「楓(主なよみ:かえで)」も「ボタニカルネーム」のひとつ。2020年以降、20位前後にランクインし続ける、根強い人気を持ちます。

楓の種には「翼果」とよばれる羽がついており、舞うように種を飛ばします。そんな様子から、「羽ばたいて、根を張ってほしい」という願いを込めるパパ・ママもいるようです。

変化しつつあるよみ

2位の「翠」は、かつて「みどり」というよみで女の子の名付けに多く用いられていましたが、近年では「すい」というよみが主流となりました。

「翠」は深く美しい緑色を表し、飛ぶ宝石とも称される鳥「翡翠(カワセミ)」にも用いられる漢字です。

また、「翠」は男の子にも人気の名前で、男の子の「1文字×ジェンダーレスネーム」ランキングでも7位と、上位にランクインしていました。

古くからあるジェンダーレスネーム

近年人気が高まるジェンダーレスネームですが、「あおい」は以前から男女どちらにも名付けられていました。

女の子のよみランキングでは、2012年に2位になってTOP10入りして以来、2023年まで常に10位以内にランクインしていました。男の子のよみランキングでは2021年にTOP10入り! 以来、10位前後にランクインを続けています。

2024年上半期に名付けられた「あおい」という名前を見ると、4位の「葵」、9位の「碧」のほか、「蒼」などが見られました。

「葵(あおい)」の同名では、女優の森川葵さんが活躍されています。

さまざまなシーンでジェンダーレスな価値観が広まっている昨今。性別に対する固定概念にとらわれず、自由な生き方を尊重するため、ジェンダーレスネームを検討しているという方が増えています。ぜひ名付けの参考にしてみてください。


<調査概要>

調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年1月から6月各月1日~25日
調査件数:21,770件(女の子)

ベビーカレンダー編集部

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