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「私が産んだ子じゃない」出産直後から「よその子かも」と思う理由が判明 <自分の子だと思えない>

  • 2024.7.9

出産を終えて、初めての育児が始まったわこさん。しかしわこさんは、娘に対して「自分で産んだのに自分の子だと思えない」と感じてしまいます。これは、そんなわこさんが娘とどう向き合っていくのか、どう気持ちの整理をつけていくのかを描いたお話です。

自分で産んだ子だと思えない理由とは? 夫は出産していないのに、目の前の赤ちゃんを「自分の子」だと思えるのはなぜ? わこさんの初めての育児がスタートします。

「自分で産んだのに自分の子だと思えない」

◇ ◇ ◇

実は、わこさんのように、「自分の子だと思えない……」「自分の思い描いたお産ではなかった……」と思い悩んでしまうケースは多く、そのような出産時の心のわだかまりが、その後の子育てへ影響することもあります。

そのため、お産のあとは助産師さんによって「バースレビュー」という時間がもうけられることも。「バースレビュー」とは、お産について振り返り、お産は想像した通りだったのか、どんなことを感じていたのか、心残りやわだかまりなどはないかなど、助産師さんに打ち明けられる機会です。このような機会がない場合、自分で書き出してみるのもよいですよ。もしかしたらわこさんは、マンガにすることが「バースレビュー」になっていたのかもしれませんね。

自然分娩や無痛分娩、帝王切開、緊急帝王切開など、お産の方法は人それぞれですが、どんなお産であっても命懸け。

自分の想像と違う方法での出産を経験すると、「私のお産は普通じゃない……」と思ってしまいがちですが、どの出産方法でも立派なお産なので、気に病む必要はありません。

みなさんも、子育てでモヤモヤすることがあれば思い詰めすぎず、周りの人に相談したり、目の前にある幸せを見つめ直したりして、少しでも気持ちが軽くなるようにしてみてくださいね。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。


著者:マンガ家・イラストレーター わこ

ベビーカレンダー編集部

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