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子どものイヤイヤ期にお悩みのママ必見!逆の発想を試した結果、効果があった我が家の対処法

  • 2024.7.8

こんにちは。あんふぁんメイトの伊藤愛です。

我が家の8th絶賛イヤイヤ期の2歳児は食べ物で気に入らなければ、机(お皿)から落とすし、抱っこ紐を拒否して人混みを「歩く!」と言い出すし、自分が飲みたい飲み物を出してもらえるまで冷蔵庫をわざと開けっぱなしにするなど、自分が納得するまで「イヤ!」を貫き通すガンコちゃんです。

朝の保育園登園時の支度も帰宅後にお風呂に入れるのも一苦労。

自我が出てくることは順調に成長している証と分かっていますが、この時期の子の理不尽な要求や二転三転する態度など、イヤイヤ期の正解のない対応に一苦労しています。

意思疎通はできるはずなのに、自分の思い通りにいかないとイヤ発動です。

イヤイヤ期に効果絶大の子育て応援アプリ「鬼から電話」は以前使っていたけど・・・

イヤイヤ期の対策として、子どもがどうしても言うことを聞かない時は「鬼から電話」というアプリを使っていた時期がありました。「鬼から電話」とは、仮想の電話着信で「鬼」から電話がかかってくるスマートフォン専用アプリです。

アプリを起動すると、スマホに鬼から電話がかかってきて、鬼と会話をすることができます。

発信者には鬼以外にも宇宙人などのキャラクターも登場するのですが、鬼から電話がかかってくると、低い太い男の人の声で、「もしもし」とセリフが再生されます。

アプリを使って鬼と会話するふりを親がすると、子どもにとっては実在する鬼と本当に電話で会話をしているように見えるので、子どもからしたら本物の鬼に自分の悪態を知られてしまうので、まぁ恐ろしいやら怖いやら。

怖い鬼からの着信は焦りますよね。

子どもの悪態やイヤイヤがひどい時、「鬼に電話するよ!」とアプリを使用すると大人しくなるので、一時期、言い聞かせを目的で使用していました。

子どもが言うことを聞いてくれるので親はかなり助かる一方で、頻繁に使用することで子どもを脅しているような罪悪感もあり、1stが幼少期の時以降はこのアプリの使用を控えていました。

子育て中の許容のアリ・ナシのバランス、難しいですよね。

イヤイヤ時の対処法!「推し(保育園の先生)が見ているよ作戦」をしてみた結果

最近はお風呂をイヤがり、スムーズに入浴ができず脱走・逃げ回り、大暴れしていた時に、お迎え時に先生に言われた「保育園ではとってもお利口ですよ」とA先生の言葉を思い出し、ある作戦を閃きました。

名付けて「推しが見ているかも作戦」。

8thが大好きな保育士のA先生がいる時でも、イヤイヤを果たしてするのか試してみました。

8thが逃げ回って衣類の着脱を拒んでいる時に「あ!A先生だ!先生が見ているよ!」と窓の方へ手を振ります。

もちろん夜、しかも自宅の窓の外にA先生がいるはずがありません。

でも私は「先生、8thがね、これからお風呂に入ろうとしているんですよ」「見ていてくださいね」と窓の外に話し続けます。

初めは「え???」と動きが止まり窓の方へ先生がいるのか確認しに行った8thですが、普段保育園にお迎えに言った時のように挨拶をしたり、手を振るなどのリアクションをして、まるでそこにA先生がいるかのようにママが話しているので、8thも「まさか先生がいるのでは?」「もしかして先生に見られているのかも」と思い込み始めたみたいです。

完全にひとり芝居です。オーバーリアクションがコツ。

極め付けに「先生、8thね、自分でお風呂に入れるんですよ、かっこいいでしょ」と話しチラッと8thを見ると・・・

あんなに逃げ回っていた8thが、推し(A先生)にいいところを見せたいためにスムーズに脱衣所に向かってお風呂はいると言い出しました。

子どもの「カッコイイ姿を推しに見せたい」気持ち、大人も分かります。

まさか・・・推しの登場で効果が倍増!スーパーで起きた奇跡の出来事

当初は効果的な作戦でしたが、何度も使っていると慣れてしまい、効果が薄れてきていました。

そんなある日、おんぶスタイルで8thと他の兄弟とスーパーへ行きましたが、兄弟と歩きたくて背中で暴れ始める8th。

やめてと言っても聞かず、足でママの肘を蹴ったり、手で髪の毛を引っ張って「降りたい」アピールをしています。

でも、スーパーは超混雑の時間帯。人混みのスーパー店内に8thを降ろすと、スムーズに買い物ができないことが想像つきますよね。。。

「あ!先生が見てるよ!」と推しが見ている作戦を使っても、「どこに?先生いないよ?」と、ちゃんと先生の所存を確認するまでは、学習した8thは大人しくならなくなってしまいました。

イヤイヤ発動。親子知恵比べの開始です。

そんな時、「お母さん!」と背後からお姉さんに声を掛けられました。

なんとそこには偶然スーパーに買い物に来ていた本物のA先生でした。

リアルな先生の登場に、イヤイヤする一連の姿を見られていた8thは急に静かになって、背中で寝ているかのごとく大人しくなり、その後の買い物はズムーズに済みました。

翌日、保育園でA先生に会うとニコニコデレデレで、8thは甘えっぷり全開でした。

家でイヤイヤが発動した時には先生が見ているよ!と伝えて、保育園で推しの先生におうちでの頑張りを褒めちぎってもらうことで、「好きな人にカッコイイところを見せたい8th」のイヤイヤの攻略に繋がりました。

A先生のサプライズ演出に親子で救われた奇跡の出来事でした。

先生以外にもパパやばぁば、キャラクターなど子どもの「推し」に応援してもらおう!

おうちでA先生を召喚した後には、8thのお利口だった点を保育園の連絡帳で報告して情報共有。

また、「イヤイヤが発動したら先生の名前を借ります」と先生にも許可をもらい、「推しにかっこいい姿を見てもらう!」作戦は、我が家のイヤイヤ期の子には効果がありました。

「脅す・怖がらせる」以外に「かっこいいところを見てもらう」といった子どもにとって自主的でポジティブな方法でイヤイヤする子の対応ができるようになり、私も罪悪感がなくなりました。

子どものイヤイヤ期は誰にもありますし、イヤイヤレベルの強さや対処法、卒業するタイミングは個人差があると実感しています。

何回もイヤイヤ期を体験しているので、1stの時はこうだったから、2mdの時はこれが効果的だったと培った経験はありますが、それを対処するための方法や作戦が、時代も環境も上の子と違う中で育っている他の兄弟に通じるとは限りません。

この作戦が通用しなくなった時の次の作戦を考えながら、子どもの肯定感を高めながらお互いがモヤモヤしないスマートなイヤイヤ対策ができるとよいなと思いました。

以上、施策と実証を繰り返しているうちに、イヤイヤ期が終わる方が早いかもと思う伊藤でした。

お子さんのイヤイヤ期にお悩みの方の参考になれば幸いです。

<あんふぁんメイト 伊藤愛>

夫、長男15歳(高1)、長女14歳(中2)、次男12歳(中1)、三男10歳(小5)、次女7歳(小2)、四男5歳 (保育園5歳児クラス)、三女3歳(保育園3歳児クラス)、五男2歳(保育園2歳児クラス) ライター・webデザイナー・ネイリストの複業ママ。親子の足育を促進するフットケアアドバイザーとしても活動中

Instagram:https://www.instagram.com/megu_des_yo/

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