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【卵の選び方】サイズが大きい=黄身が大きいは間違い!?迷いがちなS・M・Lの使い分けの方法も!

  • 2024.7.9

スーパーで卵を買うときに「S・M・L」などのサイズが表記されていますが、みなさんはどうやって使い分けていますか?そもそも、これってサイズ(大きさ)なの?それとも…?

卵は「大きいほう」が黄身も白身もたっぷり?

卵を選ぶ基準はみなさん様々だと思いますが、サイズで選んでいるという方も多いと思います。卵のサイズは、S・M・L・LLとありますが(養鶏場によってはSSやSM、2Lサイズなども)、そのサイズの違いは実は、「卵を産むニワトリの年齢の差にある」とのこと。

・生後4ヵ月~5ヵ月の鶏が産む卵…Sサイズ
・生後6ヵ月~1年の鶏が産む卵…Mサイズ
・生後10ヵ月~2年の鶏が産む卵…Lサイズ
・生後1年半以上の鶏が産む卵…LLサイズ

つまり、鶏が成長して体が大きくなるにつれて大きいサイズの卵を産むの?と思いきや、実は違うんです。鶏の体格自体は、生後4ヵ月でも生後1年半以上でもさほど変わりはないそう。

鶏の卵管の太さでサイズが変わる!

鶏の体の大きさに差はないなら、なぜ卵のサイズが違うの?それは「卵管の太さ」。鶏が成長して卵管が太くなると白身の量が増えて、その白身の量の差が卵のサイズの違いに。

そもそも黄身の大きさは変わらないんです。

料理によって卵のサイズを使い分けて

黄身より白身派!な人はLLサイズを買って、白身たっぷり卵を堪能するのもいいかも。作る卵料理によって使い分けるのも◎。

・目玉焼きやたまごかけごはん、ゆでたまごなどは黄身の比率が最も多いS
・茶碗蒸しやプリン、ケーキなど、生地のふわふわ感を出したいときは白身が多いLやLL

が適しています。

ちなみに、卵をパカッと割ると黄身が2つの「双子ちゃん」に出会ったことはありませんか?これは、本来Sサイズを産む若い鶏がMやLサイズの卵「二黄卵」を産むことがごく稀にあるそうです。

品質的には問題がないので、おいしく調理していただいてくださいね。

まとめ/暮らしニスタ編集部 ※記事を再編集して配信しています。

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