麻紐を使ったラッピングアイデア6選 おしゃれな十字の結び方も解説

ナチュラルさが魅力の麻紐ラッピング

天然素材の麻から作られる麻紐は、ナチュラルな印象を与える素材です。
園芸などに使われることが多い麻紐ですが、実はプレゼントのラッピングにも使えます。
十字結びや斜め結びといった結び方で、リボンの代わりに使えば簡単でおしゃれなラッピングに仕上がります。

簡単な麻紐・リボンの結び方

まずは、ラッピングに欠かせない簡単な麻紐の結び方を紹介。
十字結びや斜め結びをマスターして、リボンの代わりに使ってみてください。

十字結び

箱に十字に麻紐をかける、十字結びの結び方です。
まず、作りたいサイズの輪とタレの長さを測り、その長さの麻紐を箱の上に持っていきます。
箱の真ん中をスタート位置として、下から箱の裏を通って上へ、左から箱の裏を通って右へ、と麻紐を交差させます。

真ん中でぎゅっと麻紐を締めたら、最初に測った麻紐が左にくるように配置して蝶結びします。
蝶結びは、左の麻紐を輪にして、その上から麻紐を被せるようにして結ぶときれいです。
カットしたら十字結びの完成です。

一文字結び

箱の横一文字でリボンをかける結び方です。
十字結びと同じように、まず作りたいサイズの輪とタレの長さを測り、その長さの麻紐を箱の左側に持っていきます。
箱の左端から右回りに箱の裏を通り、ぐるっと一周麻紐をかけます。

最初に測った麻紐を、回しかけた紐の上から下に通します。
箱の端を使ってきつく蝶結びをします。
蝶結びのやり方は、十字結びの結び方を参考にしてください。
その後、蝶結びを真ん中にずらし、麻紐の端をカットしたら完成です。

斜め結び

箱に斜めにリボンをかける斜め結びの結び方です。
こちらもまず輪とタレの長さを測り、その長さの麻紐を箱の上の角に持っていきます。
箱を時計に見立てて、12時の位置から3時の方向へ麻紐を移動させます。

裏を通って麻紐を6時の方向に出したら、そのまま9時の位置を通して裏へ回してください。
再度12時の位置に戻り、十字結びの結び方を参考に蝶結びします。
できた蝶結びを適切な位置までずらして、麻紐の端をカットしたら斜め結びの完成です。

綿ロープ×麻紐で!箱ラッピングのやり方

ここからは、ラッピングのやり方を紹介。
まずは簡単にできる十字結びに綿ロープを取り入れた、おしゃれなアレンジに挑戦してみましょう。

【材料・道具】

• 箱
• 麻紐
• 綿ロープ
• ハサミ
• くし

【作り方1】箱に麻紐を結ぶ

まずは箱に麻紐を結びます。
結び方は簡単にできる十字結びで大丈夫です。

【作り方2】綿ロープを結ぶ

次に、麻紐に綿のロープを結びます。
麻紐を挟むように2本のロープをのせてください。

写真のように片側の輪の部分にロープを通したら、反対側の輪にもロープを通します。

両端を引っぱって結び目を締めたら、結んだ麻紐の下にロープをずらしてください。

【作り方3】綿ロープをほぐして整えたら完成

指やくしでロープをほぐします。
最後にロープの長さをカットして整えたら完成です。

マスキングテープ×麻紐で!紙袋ラッピングのやり方

マスキングテープと麻紐を使った、簡単な紙袋ラッピングのやり方です。
紙袋やマスキングテープの色を変えるだけでもおしゃれなアレンジに仕上がります。

【材料・道具】

• 麻紐
• マスキングテープ
• 紙袋
• 穴あけパンチ
• ハサミ

【作り方1】紙袋を折る

紙袋を折ります。
紙袋の正面を上にして置き、縦の長さの1/3程度で折るとバランスが良く仕上がります。
このとき、ギフトが入るかをあらかじめ確認しておくと安心です。

【作り方2】斜めに折って山型を作る

紙袋の折り返した部分の1/4程度を、左右から斜めに折り山型にします。

【作り方3】穴を開けて麻紐を結ぶ

山の頂点の延長に穴を開けます。
パンチのごみ受けを外し、裏側から穴を開けると位置がわかりやすいです。

穴の後ろから前に向かって麻紐を通し、1周させたら蝶結びします。
リボンの垂れている部分の長さを整えてください。

【作り方4】結んだ麻紐をマスキングテープで留めて完成

最後に麻紐がずれないよう、シールやマスキングテープで留めます。
麻紐とマスキングテープを使った簡単な紙袋ラッピングの完成です。

クラフト紙×麻紐で!ボトルラッピングのやり方

ナチュラルでおしゃれなボトルラッピングのやり方を紹介。
クラフト紙と緩衝材、麻紐を使って、割れ物のプレゼントにもぴったりのラッピングに挑戦してみましょう。

【材料・道具】

• 麻紐
• クラフト紙
• 緩衝材
• セロハンテープ
• カッター・ハサミ

【作り方1】緩衝材とクラフト紙を切る

まず、緩衝材とクラフト紙を適切なサイズに切ります。
幅はボトル2周分、高さはボトルの2倍程度を目安に、それぞれカットしてください。

【作り方2】緩衝材とクラフト紙の片側をカット

緩衝材とクラフト紙を重ねてじゃばらに折ります。
重ねたまま片側を丸くカットしてください。

【作り方3】ボトルを配置して包む

ボトルを包んでいきましょう。
巻き始めは端から少し離してボトルを置きます。

まず、ボトルの底部分を覆うように包み、立ち上がりが5cm程度になるように重ねた紙と緩衝材を巻きます。
紙と緩衝材をクリップなどで留めておくと、重ねた状態でもずれにくくやりやすいです。

ボトルの底の位置に合わせて紙と緩衝材を折り上げ、巻いていきます。
巻き終わったらテープで固定してください。

【作り方4】麻紐を結んだら完成

同じ長さにカットした麻紐を何本か束ねます。
麻紐の数が多いほどボリュームが出ます。

細い部分に麻紐を結び、長さを整えたらボトルラッピングの完成です。

おしゃれな麻紐のラッピングアレンジ

ここからは、さらにおしゃれに仕上がるラッピングアレンジを紹介。
小物を使ったり、シールやマスキングテープを使ったり、自分なりのアレンジを見つけてみましょう。

そのままラッピング

ちょっとしたお菓子などをそのままラッピングするやり方です。
ナチュラルなパッケージのお菓子なら、麻紐をかけて結ぶだけでおしゃれに。
素朴ですが、気負わず受け取ってくれるようなラッピングで渡しやすいでしょう。

クリアラッピング

あえてプレゼントの中身を見せたラッピングのやり方です。
ワックスペーパーを差し込むとぐっとおしゃれに仕上がります。
他には、ラッピングペーパーで包んだものを上からクリアラッピングするアレンジもおすすめです。

飾りをつける

麻紐のみのシンプルなラッピングに、メッセージカードやコースターを挟むアレンジも素敵です。
同じ自然素材のドライフラワーや枝などを、麻紐に挟んでマスキングテープで固定するのも良いでしょう。
春はミモザ、冬はヒイラギと、季節に合わせたラッピングを楽しめます。

まとめ

簡単な麻紐の結び方と、マスキングテープや紙袋を使った麻紐ラッピングのやり方を紹介しました。
麻紐ラッピングはアイデア次第でアレンジ自在なため、ぜひいろんな素材と組み合わせてみましょう。
記事内で紹介した商品は、どれも麻紐と好相性で扱いやすい素材のため、要チェックです。
ナチュラルかつおしゃれなラッピングで、大切な人にプレゼントを渡してみてください。