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早田ひな、バースデーV&五輪第2シード確実に歓喜「最高の誕生日」 張本智和は圧巻の2大会連続三冠でパリに弾み【WTTスターコンテンダーバンコク】

  • 2024.7.8
早田ひな、張本智和(C)WTT
SPREAD : 早田ひな、張本智和(C)WTT

卓球の「WTTスターコンテンダーバンコク」は7日、混合ダブルスの決勝が行われ、張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)のペアは黄鎮廷/杜凱琹(香港)のペアを3-1で下し、優勝を飾った。
4大会連続優勝を果たしたエースペアは、26日から開幕するパリ五輪の混合ダブルスで第2シードを確実としている。

■立ち上がりの好スタートで波に乗る

張本、早田ペアはパリ五輪本大会で王楚欽、孫穎莎(中国)ペアと反対のブロックに入るために今大会優勝が必須条件。プレッシャーのなか立ち上がりを11-3で好スタートを切り波に乗る。
その後も張本、早田ともに鋭い動きでのレシーブや機を見てのフォアハンドなど、阿吽の呼吸を見せてゲームを連取する。第3ゲームこそ9-11で失ったものの、第4ゲームを11-8でものにし、WTTシリーズ4大会連続優勝を達成するとともにパリでの第2シードを手繰り寄せた。
早田はこの日24歳の誕生日を迎えたなか「7月7日で24歳になって本当に最高の誕生日プレゼントだなと思いますし、クロアチアオープンから張本選手と一緒にダブルスを組んで、1回でも負けてたらこの第2シードはなかったので、2人で頑張ってきてよかった」と安どの表情。パリに向けては「張本選手には五輪でも迷惑をかけるかもしれないですけど、2人で力を合わせて頑張りたい」と意気込んだ。
また、張本も「過去は勝ったり負けたりいい勝負でしたけど、今回は決勝で負けられないですし、僕がより攻撃的になれば勝てると思っていた」と戦前の予想通りだったとし、「以前より攻撃的なプレーを増やして、自分たちがより主導権を握るような準備をして、全部できたかは分からないですけど、大体はできたのかなと思います」と手ごたえを語った。
なお、早田が混合ダブルスに専念したのに対し、張本は松島輝空(木下グループ)と組んだ男子ダブルス、男子シングルスでも優勝を果たし、前回の「WTTコンテンダーチュニス」に続く三冠獲得。日本のエース2人がパリ前最後の国際大会で結果を残し弾みをつけた。

張本智和、早田ひな(C)WTT

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