「私が居なかったら共働きなんてできないんだからね！」偉そうにする居候姑に、娘が──？

共働き家庭にとって、困った時に手助けしてくれる祖父母の存在はありがたいものですよね。でも、中には親切の押し売りをしてくる厄介な祖父母もいるようです。今回は実際に共働きで子育てをしている友人に聞いたエピソードをお届けします。

それなりに上手くいっている共働き

私は出産してからずっと専業主婦でしたが、去年娘が中学生になったのを機に、再び会社員として働き始めました。
夫も同じく会社員なので共働きですが、幸い夫は私の仕事に理解があり家事育児もしっかり協力してくれていますし、娘もそこまで手のかかる子でもないので、当初想定していたよりも上手く家庭を維持することができています。

突然転がり込んできたのは

そんな我が家に、先日義母が突然転がり込んできました。
義母はもともと家庭のことを考えずに自分中心で遊びまわってばかりいる上に、自分では全く働かないという人で、義父はそんな義母にずっとうんざりしている様子でした。
今回、義母が義父のお金を勝手にギャンブルに使い込んでいるのがバレ、ついに義父から離婚を言い渡されたのです。
行くあてがない義母は、我が家に居候するしかありませんでした。

何もしないくせに問題発言！

もちろん我が家でも何もしない義母。1日中家にいるのに、テレビを見たり昼寝をしたりで家事は一切やりません。
それなのに、私に向かって「私が家にいるからあなたも安心して共働きできるでしょ？ よかったわねぇ♡」と厚かましいことまで言ってきます。

私は内心「別にお義母さんがいなくても共働きできてましたけど……」と苦々しく思いつつ、なかなかビシッと言い返せずにいました。

娘のアドバイスでスカッと

夫に相談しても「まぁそのうち出て行くだろうから、それまでうちにいさせてやろう」と呑気な返答……。

しかし、娘はそんな姑の態度に違和感を感じていたようです。
ある日、いつものように「私が家にいて孫の面倒を見てあげてるからあなたは働けるのよ」と私に言ってきた義母に、ついに娘が反撃！

「もう中学生だし私は大丈夫だよ。おばあちゃんが来る前も別に問題なかったし。それより、おばあちゃんも毎日家でダラダラしてないでバイトでもしたら？」
とアドバイスしてくれたのです。

中学生にそんなことを言われ、さすがの義母も恥ずかしくなったのか、顔を赤くするだけで何も言い返せませんでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：藍沢ゆきの