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【竹内涼真】「気持ちを整えるために、そのときの自分と相談するようにしています」日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』特別インタビュー後編

  • 2024.7.7

「役者として、今後は世界にも視野を広げていきたい」

竹内涼真さん

──仕事に対する向き合い方の変化や、今後どのような役者になっていきたいかの理想像があれば教えてください。

「この仕事で少しずつではありますが階段を登れている感覚はあるので、階数の限界を自分で決めずに、どんどんチャレンジしていきたいです。振り返ってみて、どれだけ大変だといわれる役でも、自分としては我慢しているとか、耐えているという感覚はないんです。多分好きなことをやっているので、キツくても受け入れられるというか、迎え入れることができるんですよね。20歳のときにこの世界に飛び込んでみて、この仕事が好きなんだなってだんだん実感してきました。

竹内涼真さん

今まで忙しくて時間に追われたり、うまくいかなくてモヤモヤする時期もありましたけど、今は純粋に役者という仕事が好きなので、どういうふうに楽しむかという考えが最初に来るんです。だから、それ以外は余計なことをあまり考えなくて。大変なこともどう楽しむか、という方向にシフトしている気がします。

竹内涼真さん

今後は、今と同じ場所に留まるのではなく、世界にも日本の作品を広げていけるように物づくりをしていきたいです。僕は役者という表現者なので、いろいろな場所で自分というものを表現していけたらと思います」

竹内涼真さん

──忙しいときのリフレッシュ方法や、疲れを取るためにしていること、気持ちを整えるマインドビューティ法はありますか?

「そのときに自分に何が足りていないか、自分自身と相談して決めるようにしています。気持ちが不安定になるときの大半は体調が悪いときなので、感覚的に足りていない栄養素を摂取できるように食事を見直したり、運動をしたりすることが多いですが、基本、自分が好きなことをできる状態に戻す作業をして整えます。行きたいところがあったら赴くままにその場所に行ったり、自分でコーヒーを入れるという日常的なことでリフレッシュしたり、あえて仕事をしたほうがフラットに戻るかもしれないと思ったら仕事をする。そのとき、自分が一番いい状態になれるように心がけています」

竹内涼真(タケウチ・リョウマ)

竹内涼真さん

PROFILE:1993年4月26日生まれ、東京都出身。2014年『仮面ライダードライブ』で主演を務める。その後、ドラマ『下町ロケット』、連続テレビ小説『ひよっこ』、『君と世界が終わる日に』シリーズなど多数の作品に出演。4月より放送されたドラマ『Believe-君にかける橋-』でも熱演し、話題を呼ぶ。今後は自身が主演を務めるAmazon originalドラマ『龍が如く〜Beyond the Game〜』が10月25日にPrime Videoにて世界独占配信予定。

日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』

東城大附属病院の病院長となった佐伯清剛(内野聖陽)は、心臓外科に特化した新病院の開業計画を進めていた。心臓血管外科医の世良雅志(竹内涼真)はその佐伯から、オーストラリアの学会でゴールドコーストのハートセンターで働く天城雪彦という医師に渡すよう一通の手紙を預かる。天城に会うべくオーストラリアの競馬場に行くように指示され、向かった先にいたのは、渡海と瓜二つの謎の男。彼が医療界ではディアブル<悪魔>と呼ばれ、人や金をもてあそぶ世界的天才外科医・天城雪彦(二宮和也)だった……。前作の興奮とスケールを凌ぐ「医療と金」そして「医療革命」を巡るメディカルエンターテインメントが再び始まるー。

7月7日(日)21:00〜放送スタート

出演:二宮和也、竹内涼真、葵わかな、小泉孝太郎、内野聖陽 ほか

撮影/井澤和巳 構成・取材・文/高橋夏実(Spacy72)

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