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病気を隠して亡くなった、過干渉気味の母「ご飯くらい家族一緒に」学生時代を振りかえって思うこと

  • 2024.7.7

皆さんにとって「母親」とは、どんな存在ですか?子どものころ、母親が過保護に感じ、どこか窮屈だった経験がある人もいるかもしれません。今回、ご紹介するのは、そんな「母親」がテーマの作品です。過保護な母親に育てられたという、かなこさん。当時は母のことが苦手だったと言います…。そんなかなこさんの実体験を元にしたエッセー漫画、『天国の母へ』をご紹介します。どうぞごらんください。

早すぎる母との別れ

かなこさんは子どものころ、過保護な母親が苦手だったと言います。母親は言動を制限し、かなこさんにとっては過干渉に感じていました。

苦手に感じていた母親…しかし、そんな母親と早すぎる別れを経験します。かなこさんは母親の死から、「母親」とは何かということを考えるようになったといいます。

生きている心地がしない学生時代

かなり心配症な、かなこさんの母親…。かなこさんは友達と遊びたい気持ちと、母親に心配をかけたくない気持ちの板挟み状態のように見えます。

結局、母親の言う通りに過ごした学生時代。友人関係がうまくいかないこともあり、かなこさんにとって苦い思い出になってしまっているようです。母の子どもを思う気持ちと、子どもの気持ち…時にすれ違ってしまうこともありますね。

今なら理解できる母の気持ち

かなこさんのお母さんが病気にかかり、かなこさんに告げないまま病状が少しずつ進行し始めているころ…。かなこさんは母親に対して反発を繰り返していました。しかし、かなこさんの思い出の母親は、全てを強いることはせず、時にかなこさんの大事なものを尊重してくれていました。

気がつけば、子どもは立派に成長し、一人の人間として歩んでいます。ですが、自分の子どもはいつまでも子ども…ずっと守ってあげたい存在ですよね。つい、口出しをしてしまい、子どもには過干渉と捉えられてしまうのかもしれません。

自分も親になり、子どもの幸せを一番に願う…そんな母の気持ちを理解できるようになった、かなこさん。自分が母親としての壁にぶつかるとき、いつも母親に会いたくなるそうです。「母の愛」で守られていたことに気が付けたのですね…。

イラスト:葉-YOU-

原案:summersnow

著者:ママリ編集部

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