Text by 井上大輔(編集部)
佳境を迎えているEURO2024。ルーマニア代表はオランダとの決勝トーナメント1回戦に0-3で敗れて大会を去ることになった。
ミュンヘンでの試合を終えた彼らはロッカールームを綺麗に掃除して帰ったことが話題になっている。
置き手紙には、開催国ドイツへの感謝も綴られており、UEFAも「完璧な振る舞い」と讃えていた。
そうしたなか、ルーマニア紙『Fanatik』は、「ワールドカップでの日本人に倣い、ルーマニアは自分たちの後片付けをし、ドイツの主催者に別れのメッセージまで送った」、「日本人は最近のW杯2大会で感銘を与えてきた。ルーマニアは2018年W杯での日本代表チームをモデルにした。2022年大会では日本のファンたちが主役になった。スタジアムでゴミ拾いをしていたのだ」と伝えていた。
日本代表が試合後にロッカールームを掃除することや、日本のファン・サポーターがスタンドでゴミ拾いをするのはもはやお馴染みになっている。ルーマニア代表は日本をお手本にしていたとか。
また、同紙の記者が2022年カタールW杯を取材した際に日本のファンと話したそうで、「掃除は特別なものではなく、普通のことだと説明してくれた」とも伝えている。