Text by 井上大輔(編集部)
EURO2024で敗退が決まったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。
39歳になったレジェンドは、今大会でもプレースキックを担当した。彼はEUROとワールドカップでフリーキックを60本以上蹴っているが、ゴールになったのが1本しかないことが話題になった。
フランス戦ではブルーノ・フェルナンデスがフリーキックを蹴る場面があったが、カメラマンはロナウドが蹴ると思い込んでいたため、そのシーンを撮り逃がすことも。
そうしたなか、ギャリー・リネカーとリオ・ファーディナンドがロナウドのFKをめぐって賭けをしていた。『BBC』の試合中継でこんなやりとりをしていたそう。
リネカー「リオとワインを賭けたんだ。私はロナウドがフリーキックを蹴ると言ったが、彼は『いや、今度はブルーノが蹴るだろう』ってね。まぁ、ロナウドが蹴った60本のひとつさ。試合のディレクターさえも驚いていたよ、彼は見ていなかったからね」
リオ「なぜかというと、試合前にロナウドから教えてもらったんだ。彼はブルーノにあげると言っていた。だから、あなた(リネカー)は僕にサッシカイアを1本くれなきゃね。大きな高価なボトルを」
サッシカイアはイタリアのワインで、400ユーロ(7万円)ほどの価格だとか。