いま一番注目でオシャレなゆるっとトラッドスタイル6選

楽ちんなオシャレが好き、カチッとしたトラッドも好き。どちらも譲れないわがままなわたしは、この春、一緒にトライすることを思いつく。ジャケットにシャツにチノパン、全部ゆるゆるでどうだ!あれ、案外いい感じ?

トラッドスタイルに欠かせない紺ブレ、今季は1サイズ上が気分。ブカッと肩が落ちていても、金ボタンのおかげでしゃんとして見えるの最高だよね。インには「それどこの?」なんて話題にもなる気の抜けたキャラクターTee。キュートなアンバランスを、あ～早く誰かに自慢したい。

そこのけそこのけご機嫌ガールが通ります。なんてったって、今日はパジャマパンツなんですから! 足取りも軽やかに、赤のギンガムチェックで春を奏でちゃいます。けれど、ラフすぎにはご用心。クリーンなレザーシューズで引き締めるのが良いんじゃない?

何事もバランスを取ることが大事。ルーズなポロシャツ（しかも2 枚重ね! ）には、同じくダボッとしたスウェットパンツで応戦する。さすれば、上下ゆったりとしたHラインシルエットのスクールボーイが完成。だらしなく見えないよう、ネイビーやブラックの濃色をうまく取り入れて。

やって来ました大好きなシャツの季節。ゆるゆるマインドで選んだ、オーバーサイズなシャツを、さてどうトラッドに料理してやろう。クラシカルなネクタイでハンサムに決めたり、ジャージでスポーティさを薫らせたり、白シャツのポテンシャルを引き出すのも面白いね。

レイヤードが楽しいテニスベストa.k.a. チルデンベストは、ざっくり＆ゆったりサイズがいい塩梅。シャツ、デニム、革靴とスタンダードなアイテムを添えれば、上品さとゆるさがMIXしたアメリカントラッドに仕上がった。アクティブなカラーラインもいい仕事してるよね。

正統派トラッドならジャストサイズがベターなチノパンを、ゆるトラ風に穿くならこんな感じ。オーバーサイズをダボっと腰穿き。そして、ちょっとかっこつけて歩きます。ブラックウォッチのシャツジャケットで装いを彩ればパーフェクト。枠にハマらない着こなしで1歩先をゆくのです。

FUDGE vol.250 2024年5月号より