1. トップ
  2. レシピ
  3. 国産も増加中!「青パパイヤ」の人気レシピ3選〜下処理や保存方法を解説!完熟パパイヤレシピも

国産も増加中!「青パパイヤ」の人気レシピ3選〜下処理や保存方法を解説!完熟パパイヤレシピも

  • 2024.7.7

スーパーの青果売り場でも見かけるようになった「青パパイヤ」。

日本ではなじみが薄いですが、タイ料理店などで「ソムタム」という青パパイヤのサラダを食べたことがある人もいるのでは?

最近ではスーパーフードとしても注目されていて、健康や美容に敏感な方の間でも人気が高まっている食材です。果物でありながら、野菜のように幅広い料理に活用できます。

そこで今回は、「青パパイヤ」について詳しく解説しながら、おすすめのレシピ【3選】をご紹介。一般的な完熟パパイヤを使ったレシピも集めたので、ぜひ参考にしてください。

■「青パパイヤ」ってどんな食材?

青パパイヤはパパイヤの未熟果であり、東南アジアや沖縄ではポピュラーな食材です。未熟な状態で収穫されるため、表面は濃緑色をしており、別名「グリーンパパイヤ」と呼ばれています。中の果肉は白くきめ細やかで、それほど硬くはありません。

表面が黄色のパパイヤとは同じ果実であり、“収穫時期”が異なるだけです。ただし、同じ果実でも、熟したパパイヤは「果実」、熟す前の青パパイヤは「野菜」として扱われます。

生で食べるとシャキシャキとした食感を楽しめ、みずみずしくさっぱりとした味わい。味や香りにくせがなく、サラダや炒め物など幅広い料理に活用できます。

■「青パパイヤ」の下処理や保存方法

青パパイヤは縦に2等分して種を取り除き、ピーラーで皮を剥いたら調理に適した大きさにカットします。そのまま食べるとエグみが強いため、水に10分ほど浸してアク抜きするのが重要です。

果汁にはタンパク質分解酵素が含まれているため、直接触れると皮膚が赤くなったり、かゆみが出たりする場合があります。肌の弱い方はビニール手袋をするといいでしょう。

青パパイヤは丸ごと野菜室で保存するのが基本。キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて乾燥を防ぎましょう。すぐに使わない場合は下処理をしてから保存袋に入れて、冷凍保存すると便利です。冷蔵なら1週間、冷凍なら1か月ほど日持ちします。

■「青パパイヤ」の栄養

青パパイヤはタンパク質・糖質・脂質の三大栄養素を分解する酵素「パパイン」を豊富に含んでおり、「酵素の王様」とも呼ばれています。代謝や消化を促進してくれ、ダイエット効果も期待できます。

ほかにも抗酸化作用が強いポリフェノールや美肌作りに欠かせないビタミンC、食物繊維などを含み、体の内側からキレイに導いてくれそうですね。

【青パパイヤ】を使った人気レシピ3選

青パパイヤに含まれる酵素は、お肉を柔らかくする働きや消化を促す作用があり、肉料理との相性も抜群です。

・青パパイヤのピクルス

青パパイヤの風味を味わうなら、ピクルスにするのがおすすめです。さっぱりと爽やかな口当たりに、果肉のシャキシャキ感を楽しめます。漬け汁にローリエや赤唐辛子を加えても◎。こってり料理の箸休めに最適です。

・青パパイヤと豚肉の沖縄風炒め物(パパイヤシリシリ)

淡白な青パパイヤと豚肉の旨味がマッチ!ご 飯のおかずにぴったりな沖縄の定番料理です。青パパイヤは炒めると少し柔らかくなり、生とは違った食感を堪能できますよ。お子様でも食べやすく、栄養満点です。

・青パパイヤのタイ風辛炒め

青パパイヤ、牛肉、パプリカなどをナンプラーで炒めて、タイ風にアレンジ。仕上げにパクチーやピーナッツを散らし、レモン汁をかけて召し上がれ。エスニックな風味が口の中に広がり、食欲を刺激してくれますよ。

【完熟パパイヤ】を使ったレシピ7選

熟れたパパイヤは特有の甘い香りが漂い、とろけるような果肉が特徴。バラエティ豊かなデザートやドリンクで楽しみましょう。

・パパイヤ・アイス

オレンジを主原料とした「ホワイトキュラソー」をパパイヤにからめることで、爽やかな風味が加わります。濃厚なバニラアイスを盛り合わせれば、贅沢デザートの完成です。

・パパイヤのヨーグルト

パパイヤの特有の香りが苦手な方はヨーグルトを組み合わせると、さっぱりと味わえます。ヘルシーでおいしく、美肌を内側から叶えてくれそうですね。甘みが薄いパパイヤのアレンジとしてもおすすめです。

・パパイヤのクリームソースのせ

パパイヤの甘み、クリームチーズの塩気、レモンの酸味が最高のコラボ。パパイヤを器にして、見た目もおしゃれな一品です。ハワイでは「パパイヤボード」として親しまれています。

・バラカ・パパイヤの器で

南国のパパイヤとフランス産チーズ「バラカ」を組み合わせた、カプレーゼ風パパイヤボードです。フレッシュな酸味と甘みが融合し、シャンパンや白ワインにもよく合います。大人女子会にもどうぞ。

・トロピカルかき氷

マンゴー、パパイヤ、パイナップルなどを使うため、夏らしさ満点! ココナッツミルクにナタデココにと、味や食感の変化も楽しめるかき氷です。市販のトロピカルフルーツミックスを活用すると、より手軽に作れますよ。

・フルーツサンド

パパイヤ単体で作るなら、大きめにカットして断面が四角になるように配置しましょう。おしゃれな雰囲気のフルーツサンドに仕上がります。ホイップクリームはあっさりめでフルーツの味を引き立てるため、全体のバランスが良いです。

・パパイヤのフレッシュジュース

パパイヤと練乳で作る、濃厚フレッシュジュースは美容食としてイチオシ! パパイヤの甘みと酸味をダイレクトに味わえるのはもちろん、栄養を効率よく摂取できます。朝の一杯にいかがですか?

青パパイヤは思ったよりも手軽に調理でき、サラダや炒め物など幅広い料理に活用できます。美容や健康にうれしい栄養素がたくさん詰まっているので、まだ食べたことがない方はぜひ一度トライしてみてくださいね。

(川原あやか)

元記事で読む
の記事をもっとみる