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母親の介護を押し付けて御曹司と結婚した妹⇒3カ月後、慌てた妹から連絡が来た衝撃の理由は

  • 2024.7.7

私は実家暮らしの会社員。女手一つで育ててくれた母は、仕事中の事故で車椅子生活を余儀なくされています。バリアフリーの家を購入すべく、昇給目指して多忙を極めていた私は、最近仕事をクビになって実家に戻ってきた無職の妹に母の介護をお願いしたのですが……。

約束を守らない妹

いい年をして実家に転がり込んできた妹は、夜遊び・朝帰りを繰り返し、母親の食事も用意しない身勝手ぶりです。おまけに就職活動もしていない様子。無職の間は介護をしてもらう約束のはずだと問い詰めると、「だって私、忙しいのよ。永久就職活動中なんだから。母さんだって上半身は動くんだから、自分で何とかするでしょ」と言うのです。

「婚活ってことか? それもいい、だけど朝夕の食事や入浴の手伝いくらいできるだろ!」と、思わず声を荒らげてしまった私。しかし妹は、手が荒れるから嫌だとまったく母のことを顧みません。

そんな中、私に1カ月の海外出張の話が舞い込んできました。そのプロジェクトで認められたら、昇級も確実だとか。そうなれば、バリアフリーの家に移って母にもっとラクな暮らしをさせてあげられます。私は口を酸っぱくして妹に言い聞かせました。

「来月だけは絶対に母さんの側にいてあげてくれ。俺は帰れないんだから、頼むよ」

玉の輿計画に成功?

海外に来て2週間後、なんと会社経由で、母親が車椅子から転倒し救急車で運ばれたというとんでもない連絡が届いたのです。近所の方がたまたま見つけてくれ、すぐに搬送されたため大事には至らなかったものの、妹はずっと不在。今も連絡がつかないのだとか。

私は怒り心頭で妹にSNSを送信。「約束を守らないお前は出ていけ。母さんにはヘルパーをつける」

すると妹は、「どうせ出ていくつもりだったからいいよ」と言うのです。

「私は御曹司と結婚するから」「お母さんの介護よろしく」

「ボロボロの実家もお兄ちゃんにあげるね」

「お前、後悔すんなよ」

私には妹の言動が理解できません。「なんで私が後悔? これから幸せしかないんだけど。要介護の母親と貧乏兄と縁が切れて、反対にラッキーって感じ♪ 私が玉の輿に乗ったからってお金を頼って来ないでね?」

これを見て、兄妹の縁を切ることに迷いはなくなりました。

3カ月後、予期せぬ展開に!

それから3カ月……。妹から突然連絡がありました。

「お兄ちゃん助けて。私、だまされていたの。結婚相手は御曹司なんかじゃなかった。私が連帯保証人になった途端、彼は蒸発。今の私には借金1000万しか残っていない……。実家に戻ってみたら更地になっていて誰もいないじゃない! どこにいるの?」

「実家は売った。母さんも一緒に、買ったばかりのバリアフリーの新居で暮らしているんだ。まあお前には無関係だな。縁を切ったんだろ?」と答えると、「あんなボロ屋が売れたって、新居なんて買える?」と悔しそうな妹。そこで私は事実を話すことに。

「それがさ、宝くじが当たったんだ。いくらかは教えないけれど、働かなくてもいいくらいね」

「ほ、本当? それなら私の借金を払って! 実の妹でしょ!」と、案の定泣きついてきた妹でしたが、私に同情心は沸きませんでした。「他人のお前が、この先どうなろうと知らないよ」

そう、薄情な妹のことを助けるつもりは一切ありません。自分で家族を捨てたのだから、ひとりでどうにかするしかないのです。私は母が倒れたため大事な出張を途中で代わってもらいました。そのせいで出世コースからは外れてしまいましたが、思いがけず宝くじに当選するという幸運に恵まれました。しかしそれに甘んじず、今後も真面目に仕事を続けて母を支えるつもりです。

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うまいこと実家を利用し、玉の輿結婚と同時に兄と母を見捨てたくせに、自分が窮地に陥ると泣きついてきた妹。自分勝手さにあきれます。真面目にコツコツ頑張っていた母親思いの兄に幸運が訪れてスカッとしましたね。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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