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【今日の一養生 7月7日】七夕と五行論の関係性:漢方養生で毎日上々!

  • 2024.7.7

7月7日 七夕と五行論の関係性

今日は、七夕。
一年間にある五つの節句、五節句と呼ばれるうちの一つです。
五節句とは、1月7日の人日の節句、3月3日の桃の節句といわれる上巳(じょうみ)の節句、5月5日のこどもの日となった端午の節句、七夕と、9月9日の重陽の節句の五つです。

陰陽論では奇数を陽、つまり発展していく数と考えます。
ですので、江戸時代には七夕も無病息災や子孫繁栄を願う日として祝日だったそうです。
慌ただしい毎日ですが、季節ごとのお祭りを意識することも、四季の変化を感じるきっかけとなります。
節目を大切にすることも、小さな養生だといえます。
七夕といえば五色の短冊。
実は五行論からきているのをご存じでしょうか。

5月31日の投稿でも書いている五行論は、東洋医学の基本的な思想の一つで、万物全てを五つに分類し考えます。
五行色体表にもあるように、基本要素である「木火土金水」に、臓腑も色も分類します。

木は、青色、肝
火は、赤色、心
土は、黄色、脾
金は、白色、肺
水は、黒色、腎
です。
添付の五行色体表をご参考にしてください。

今年は色ごとに、五つのお願いごとを書いてみるのもよいかもしれません。
五行色体表を照らし合わせながら、今年は健康を願って、青色の短冊に肝機能の向上を願ってみたり、怖がりな性格が治るように黒い紙に書いてみたり、五つのお願いのバランスを考えてみても楽しいかもしれません。


今日もよい一日をおすごしください。

PROFILE
moxies(モクシーズ)/2014年結成の鍼灸師のユニット。山梨県と長野県にある鍼灸院での治療を主軸にお灸のセルフケアワークショップや勉強会などを不定期に開催。手軽にセルフケアをできるお灸アイテムの開発や漢方薬局とコラボした漢方茶の制作、古材を使用したよもぎ蒸しスツールの開発など、精力的に活動している。

illustration:moxies edit:Nao Yoshida
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