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【部屋を乾燥させる方法】部屋の湿度を下げる・部屋の湿気を取る簡単な対策

  • 2024.7.6
mamagirl

梅雨の時期や蒸し暑い夏の日に気になる部屋の湿度。気温が高い日は、湿度が高いことでより暑いと感じてしまうことも。部屋の湿気を取る方法や部屋を乾燥させる方法が気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、簡単なやり方で効果的な部屋の除湿方法をご紹介。湿気対策に便利な市販の除湿グッズもご紹介するので、最後までチェックしてみてくださいね。

快適な部屋の湿度は何%?
出典:PIXTA

部屋の湿気取りをするにあたってまず気になるのが、適切な湿度は何%なのかですよね。東京都福祉保健局が発表した「健康・快適居住環境の指針」では、湿度を40~60%に保つことを推奨しています。
部屋の湿度を感覚的に把握するのは難しいため、温湿度計などを部屋に置き、定期的に確認する習慣を身につけると良いでしょう。

出典:東京都福祉保健局「健康・快適居住環境の指針」平成28年度改訂版

湿度が高くなることで起きるトラブル
出典:PIXTA

適正な湿度を超えると、さまざまな弊害が発生します。湿度が60%を超えると、カビが発生しやすくなるだけでなく、ダニやゴキブリなどの害虫が寄りつきやすくなってしまうことも。カビやダニはアレルギー性鼻炎や気管支喘息などの原因にもなります。
また、体の深部に熱がこもり、熱中症などの体調不良を引き起こす可能性もあるため、こまめに温湿度計を確認し、しっかりと除湿を行うことが大切です。

部屋の湿気がやばい!部屋を乾燥させる方法は?
出典:PIXTA

では、湿度が高くなりがちな時期、どうしたら適切な湿度まで下げられるのでしょうか。ここからは、部屋の湿度を下げる方法をご紹介します。雨の日に効果的な方法や、カビ対策に有効な方法もあるので、参考にしてみてくださいね。

<部屋の湿度を下げる方法>

窓を開けて換気する

除湿機やエアコンを活用する

凍らせたペットボトルを置く

重曹や炭を置く

扇風機やサーキュレーター、換気扇で空気を循環させる

衣類乾燥除湿器を活用する

布団乾燥機を使う

除湿剤を使う

湿気がすごい部屋でも、身近にあるアイテムで湿度対策ができるようです。ひとつずつ詳しく確認していきましょう。

・窓を開けて換気する

気密性が高いマンションや、湿気が逃げにくい部屋は、特に湿気がひどい傾向が。窓を開け空気の循環を良くし、湿気を逃がしましょう。窓は2ヵ所開けることで空気が通る道ができ、除湿の効率が上がります。

・除湿機やエアコンを活用する
出典:PIXTA

除湿乾燥機やエアコンの除湿機能も、効果的に部屋の湿気を取る方法のひとつ。
ただし、温度と湿度の両方を下げる「弱冷房除湿」タイプのエアコンは冬の除湿には向きません。除湿機なら、気温の低い冬でも除湿可能で、持ち運びも可能なので、好きな場所で使えるメリットもあります。

・凍らせたペットボトルを置く

湿度を下げる方法として、身近にあるペットボトルを使った技も。結露を利用することで、空気中の水分を取り出せます。ペットボトルについた水が垂れてしまうので、タオルや受け皿を下に置いておくと良いでしょう。

・重曹や炭を置く

掃除に便利な重曹は吸湿性があるため、湿気対策にも活躍します。やり方は簡単で、空き瓶など不要な容器に重曹を入れ、湿気が気になる場所に置くだけ。同様に炭も置いておくだけで部屋の湿気を取ってくれます。同時ににおい対策にもなり、一石二鳥です。

・扇風機やサーキュレーター、換気扇で空気を循環させる
出典:PIXTA

窓が少ない、小さいなどの理由で部屋の風通しが悪い場合や、冬の除湿対策には、サーキュレーターや扇風機、換気扇で空気の循環を良くするのもおすすめです。窓に向けて風を送ると効果的に湿気を外に逃がせます。

・衣類乾燥除湿機を活用する

梅雨など雨が続く時期は、外で洗濯物を干すのがなかなか難しいもの。しかし、室内干しは部屋の湿気が高まる原因にもなります。衣類乾燥除湿機を使うと、洗濯物がすばやく乾き、部屋の湿気取りにもなりますよ。

・布団乾燥機を使う

天気が悪く外干しができない時期は、布団のダニやカビ対策として、布団乾燥機を使う方も多いでしょう。
布団乾燥機には、布団だけでなく、寝室の除湿も可能な製品もあるので、探してみるのも良いですね。

・除湿剤を使う

ドラッグストアや100円ショップなどでもよく見かける除湿剤は、急激な除湿効果はないものの、狭い範囲の継続的な除湿には効果的です。
据え置き型やシートタイプ、吊り下げ型などさまざまな形状のものが販売されているので、使用する場所に合ったものを選びましょう。

部屋の湿気対策で押さえておきたい4つのポイント
出典:PIXTA

部屋の湿度を下げる方法を、より効果的にするためのポイントもいくつかあります。ここでは、そのポイントを4つご紹介します。

<湿気対策4つのポイント>

除湿剤は下の隅に置く

アイテムの交換時期を守る

家具を壁と密着させない

なるべく部屋干しを避ける

これらのポイントを押さえて、除湿の効果をより高めましょう。詳しく解説するのでチェックしてくださいね。

・除湿剤は下の隅に置く

水分を含んだ空気は重くなり、足元に溜まりやすい傾向があります。また、人の動きがあり空気が流れる部屋の中央より、空気の動きが少ない部屋の隅に湿気が溜まりやすいです。そのため、なるべく部屋の下の隅に除湿剤を置くと効果的に湿度を下げられます。

・アイテムの交換時期を守る

市販されている湿気対策グッズを使うのも有効です。しかし、交換時期が過ぎているものをいつまでも使っていては意味がありません。こまめに交換時期をチェックし、きちんと除湿効果のある状態のものを使用しましょう。

・家具を壁と密着させない

家具を壁にぴったりとくっつけて配置している方も多いでしょう。見栄えは良いですが、風通しが悪くなるので、「湿気がやばい部屋」の原因になってしまいます。
溜まった湿気を家具が吸うと、カビが生えてしまうことも。壁から少し離して配置すると湿度上昇を防止でき、カビ対策にもなります。

・なるべく部屋干しを避ける
出典:PIXTA

部屋干しは、冬の湿度を上げる方法としても知られるほど。夏や梅雨の時期には、部屋の湿気がひどいと感じる原因になります。天気の良い日はなるべく外干しをし、部屋に濡れた洗濯物を置かないようにしましょう。
雨の日などやむを得ず部屋干しする場合は、同時に除湿するのがポイント。エアコンの温度は低めの20度を目安に設定すると良いでしょう。

部屋の湿度を下げるのにおすすめ!市販の便利アイテム紹介

ここからは、部屋の湿気対策に便利なアイテムをご紹介します。部屋の湿気対策に有効な除湿機から、クローゼットなど狭い場所の除湿に効果的なグッズまでおすすめのアイテムをまとめます。使用する場所によって使い分け、しっかりと湿気対策をしましょう!

・【オカモト株式会社】水とりぞうさん
出典:オカモト株式会社

かわいらしいぞうさんのキャラクターで親しまれるロングセラー商品。傾いても水がこぼれにくいつくりで、足元に設置していても安心です。タンクタイプ、引き出し用、洋服ダンス用など幅広いタイプがラインナップされています。

商品名:水とりぞうさん® 550mL 3コパック
価格:オープン価格
内容量:3個入
サイズ:15.2×9.8×8.5cm

公式サイトで詳細を見てみる

・【cararino】除湿剤 クローゼット吊り下げ型

除湿剤らしくないおしゃれなデザインが魅力的な、吊り下げ型の除湿剤。お部屋にかけても悪目立ちしません。吸収された水分は下部のバッグに溜まる仕組みで、除湿力が一目瞭然。除湿剤の残量も見えるので、交換時期がわかりやすいのもうれしいポイントです。

商品名:cararino 除湿剤 クローゼット吊り下げ型
価格:1,999円(税込)
内容量:420ml×10個入
サイズ:高さ30cm×幅16cm

・【トキハ産業株式会社】ダニよけシリカ
出典:トキハ産業株式会社

天然由来の香りとシリカゲルで除湿だけでなく、ダニ除け、消臭、防カビ、防虫効果があり、さまざまなシーンで活躍します。一辺6cmほどのサイズで、カーペットの下やソファの隙間、まくらの中など小さいスペースにも設置可能。
使い終わったシリカゲルは天日干しすることで除湿効果が復活するので、繰り返し使用できます。

商品名:ダニよけシリカ(アクアグリーンの香り)25包入/暮らしを楽しむシリーズ
価格:1,650円(税込)
内容量:25包入
サイズ:6cm×6cm

公式サイトで詳細を見てみる

・【アイリスオーヤマ】サーキュレーター衣類乾燥除湿機
出典:アイリスオーヤマ

エアコンで洗濯物を乾かす方も多いと思いますが、冬や梅雨の時期の部屋干しでは、エアコンの冷暖房と除湿機能のどっちを使っても洗濯物が乾かないということもあるでしょう。しかし、乾かない洗濯物を長く放置していると、部屋に湿気がこもってしまいます。
こちらの除湿機は除湿能力が気温に左右されないデシカント式で、1年通して使えるのがポイント。除湿と送風で洗濯物がすばやく乾くので、気になる部屋干し臭の対策にもおすすめです。

商品名:サーキュレーター衣類乾燥除湿機
価格:19,800円(税込)
サイズ:高さ64cm×幅28.7cm×奥行23.4cm

公式サイトで詳細を見てみる

部屋の湿気を取る方法はたくさん!場所に合った方法を取り入れて雨の日も快適に過ごそう

部屋の湿度を下げる方法をご紹介しました。湿度が下がると体感温度も下がり、エアコン代の節約にも繋がります。今回ご紹介した方法は、身近なもので簡単に取り入れられるものばかり。部屋の除湿に有効な湿気対策グッズも活用しながら、快適な湿度を保ちましょう。

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