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「人さまに迷惑かけるんじゃない」虐待を目撃した女性がしたこと

  • 2024.7.6

もしも、皆さんが虐待を疑う場面を目撃したら、どうしますか?児童虐待は、自分には関係ないことだと思っているかもしれません。だからと言って、無関心でいていいことではありませんよね。大人として、子どもを育てる親として、子どもの心身が健康である大切さはよく理解しているでしょう。子どもを虐待から守るために、どんなことができるでしょうか。Aiさんが経験したことを描いた『娘の友達は帰りたくない』をご紹介します。どうぞごらんください。

帰りたがらない友だちの言い訳に違和感

あいさんの長女ひなちゃんは、新しくできた友だちのきららちゃんと家で遊んでいました。そろそろ帰る時間になり、声を掛けるあいさんですが、もう少し遊びたい様子のきららちゃん。

親が帰っていないため、家に入れないという内容に、少し違和感を抱いたあいさんですが、もう少しだけ遊ばせてあげることにしました。きららちゃんは、なぜそんなことを言ったのでしょうか。

子どもに暴力を振るう大人を目撃

あいさんはきららちゃんを迎えにきた叔母さんが、暴力を振るっている場面を目撃してしまいます。まさか、そんな場面に遭遇するとは思いませんよね。足がすくんでしまう人もいるでしょう。気のせいだと、身に見ぬふりをする人もいるかもしれません。

どんな理由があっても、子どもへ暴力を振るうことは許されません。もししつけだと言うならば、もっと効果的な方法が他にもあるはずですよね。きっと、叔母さんは日常的にきららちゃんに虐待をしていたのでしょう。

止めなければ、と思っていても、勘違いだったらどうしようと思うとなかなか動けないものです。もし、その場で何かできなくても、児童相談所に依頼して調査をしてもらうなど、何かしらの方法をとり、子どもを虐待の疑いから救ってあげましょう。

子どもの笑顔を守るためにできること

あいさんは、きららちゃんになんでも相談するように伝え、その場の暴力を止めさせました。声をかけることは、とても勇気のいることですよね。あいさんの行動力は素晴らしいものです。

きららちゃんは、あいさんが虐待を発見したことがきっかけで暴力から解放されました。子どもは暴力を受けているということを、大人や友だちに相談ができないことがあります。あいさんがきららちゃんに声をかけなかったら、もしかしたら、この虐待はもっと深刻になっていたかもしれません。

虐待を疑うことは、時にとても勇気が必要です。だけど、ほんの一言子どもに大丈夫?と声をかけてあげるだけでも、子どもは救われることがあります。子どもの笑顔を守れる立場でいたいですよね。

著者:ゆずプー

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