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元セレブ妻が語る残念成金男性の実態3:妻溺愛の愛妻家風を装う嘘つき

  • 2024.7.5

セレブ婚に憧れて結婚まで至っても、さまざまな事情によって離婚を選択したレディも存在します。付き合っているときには特別な問題を感じなくても、夫婦になって生活をともにしていくにつれて、違和感が大きくなってくる例は決して少なくありません。レディたちが仮名を条件にこっそり語ってくれた残念すぎる成金男性の実態を、元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが3回に分けてご紹介します。

妻が自分で買ったものも買い与えたかのように振る舞う夫

浩子さん(仮名)は、35歳のときに12歳年上の経営者である夫と結婚。浩子さん自身も結婚前は正社員として仕事をしてきて堅実に貯金も貯めていたことから、結婚後もハイブランド品や洋服は、夫のお金ではなく自分の貯金から買うようにしていたそうです。

「夫は経営者でまぁまぁ稼いでいましたが、身内にはすごくケチな人で、生活費は月に12万円だけ渡されていました。食費や日用品、光熱費などの出費はそれで賄えましたが、コスメやファッションにまでは到底まわせず、自分のものは自分の貯金から買うようにしていたんです」

これだけでも、浩子さんは「夫はお金がないわけではないのに、セコい人と結婚しちゃったなぁ」と多少の後悔があったそうですが、離婚を考える決定打になったのは、夫の外ヅラを知ってしまったことでした。

「夫は、外では妻を大事にしている愛妻家風に振る舞っているらしく、私はその話を知人から聞いたときに、自分の耳を疑いました。しかも、私が自分のお金で買ったものも、さも自分が買ってあげたかのように他人に話していたようで、周りからは、私は“年上の夫から溺愛されて甘やかされている好き放題な妻”というキャラクターに仕立て上げられていたのです」

実態とはまったく異なる自分のイメージに、ただただ呆然とした浩子さんは、このことを夫に直談判するも、まったく相手にしてもらえず、それからもずっと夫の「対外的な嘘」は続いていったそうです。

「夫は、外では気前のいい人で、食事もたくさんご馳走していたし、お世話になった人へのお中元やお歳暮も奮発するタイプだったから、まさか私にだけケチでセコいなんて、周りは誰も思っていなかったと思います。夫の性格が改善される見込みも薄かったし、離婚するなら早いほうがいいと思い、決断をしました」

嘘をつくのが上手な男性ほど、周囲をころっと騙してしまうだけの話術にも長けているのです。

書いたのは

出典: 美人百花.com

並木まき。元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。

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