「ショッボ...」誕生日プレゼントにケチつける友達｜小学生の誕生日会トラブル

主人公のハナちゃんは、友達のテテちゃんから誕生日会に招待されます。その後、ハナちゃんも自身の誕生日会を開催しますが、ハナちゃんのママは、誕生日会の難しさと非常識な親子に悩まされることになります。一年後、テテちゃんは懲りずに誕生日会を開催しますが、今回もまた、事前に聞いていた誕生日会とは程遠いものでした。『小学生の誕生日会トラブル』第23話をごらんください。

昨年は1000円だったテテちゃんへの誕生日プレゼント。昨年のこともあり、今年は親同士話し合って予算を300円にしました。それでも子どもたちがはテテちゃんを思って一生懸命考えたはず。プレゼントをくれたお友達を目の前に、文句を口にするのはひどいですね。

この発言にはさすがに、ハナちゃんたちも黙っていられませんでした。このまま誕生日会は、ケンカになってしまうのでしょうか。

マナーや思いやりを学ぶきっかけに

この物語では、楽しい思い出となるはずの「誕生日会」がそれぞれの認識の違いから、親も子もモヤッとするトラブルに発展してしまいます。お友達を呼んでの誕生日会といえば、子どもたちも大喜びの楽しいイベントを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし親にとっては、準備や子ども同士の人間関係など、気遣うことがたくさんで大変な面もありますよね。

主人公のハナちゃんは、お友達のテテちゃんの誕生日会にお呼ばれしたことをきっかけに、今度は自身の誕生日会を開催しようと計画します。しかし、度重なるテテちゃんの自己中心的な発言や行動により、親子ともどもトラブルになり、次第にテテちゃん親子とは距離を取りたいと感じるようになります。

子ども同士の誕生日会といえど、準備をするのは親です。呼ばれる側も呼ぶ側も、気遣いやマナーを忘れてはいけません。親がうまく取り持って、わが子にマナーや思いやりの大切さ教える機会にできると良いですよね。

著者：ume