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東京で見つけた【最新アイスクリームショップ】 季節のフルーツソルベやハーブが主役の自然派も!

  • 2024.7.5

小さなショップにセンスと味へのこだわりがきゅっと詰まったアイスクリームショップが東京の各所に出没中。お店はミニでも、おいしさとハッピー感は無限大。新たな都会の休憩所に、ひんやり&あまい時間を求めて訪ねてみませんか。

キュートでひんやり、夏のアイス散歩へ出かけよう。

アイスクリームスタンドはおしゃれな夏のオアシス。

近頃街を歩けばふと目に留まるのが、コンパクトでおしゃれなアイスクリームショップ。

目白通り沿いで賑わいを見せる『ジェラート ミンナ』はかつてイタリアの星付きレストランで修業したジェラティエーレ・水口晶子さんが開いたお店。手作りのジェラートは季節のフルーツソルベと、オリジナルのミルクジェラート「ベネツィアーノ」が人気で、せっかく行くなら2種の盛り合わせを欲張りたい。フルーツのソルベと、ヨーグルトとはちみつを加えたベネツィアーノのコクを交互に、ときには混ぜながら…。さっぱり&こっくりがおりなす変幻自在な風味は一度食べたらやみつきになる。

アイスも好きだけどコーヒーも好き? そんな人には駒場の街角でニューヨークの香りを漂わせる粋なスタンド『スーホ』を訪ねてみてほしい。“旅する八百屋”『青果ミコト屋』が規格外の野菜で作ったクラフトアイスと、店主自らが選び、淹れるコーヒーを楽しめる。乳化剤や安定剤を使わず作るアイスはさっぱりとして、野菜の風味が全面に表れるフレッシュな滋味だ。

童心に返ってカラフルなアイスクリームを楽しませてくれるのは、松陰神社前の商店街に店を構える『ポトペリー』。陶磁器メーカーが営む暮らしまわりの道具を扱う店舗の奥にアイスクリームが待っている。16種のフレーバーと12種のトッピングには、子どもならずとも目を輝かせずにはいられない。

一方、美容もアイスも楽しみたい大人女子の思いに応えるのはハーブを主役にした『アーブ』。なかでも人気の「フレッシュミントチョコ」はビタミン豊富なミント、それも国産スペアミントを使用。その爽やかな香味が夏の心身をしゃきっとリセットしてくれる気がする。

こんな素敵なアイスクリーム屋さんが、なぜいま東京に続々と? お店の人は声を揃える。「だってアイスクリームはみんなが好きなものだから!」。楽しいときも凹んでいるときも。友人、恋人、親子同士。いつでも誰とでもアイスクリームは最高。特に店先で「ひとくちちょうだいね」と言い合う瞬間、心の距離は少し縮まる。忙しい毎日をエスケイプして、夏の乾いた体と心を癒しに出かけよう。

Gelato MinNa(ジェラート ミンナ) @下落合

食材の味が舌の上でとろける作りたてジェラートはいかが。
毎朝店内で作るジェラートは10種前後。人気のフルーツソルベの材料は、旬のくだものにてんさい糖と上質な水。選び抜いた素材で、フルーツの持つ酸味、ほろ苦さ、青さまでもを立体的に描き出す。みずみずしいソルベは、ミルクのコクとヨーグルトの爽やかさを併せ持つ「ベネツィアーノ」と好相性。甘さを抑え素材の持ち味を引き出すジェラートは余韻のすっきり感もまた格別。東京都新宿区下落合3‐22‐18 TEL:03・3565・6064 12:00~18:00 月・火曜休

ピッコロ(2フレーバーまで)¥680。上がアメリカンチェリー、下がベネツィアーノ。カップも同価格。

店内の小さなスタンド席。外にベンチもあり。

カウンターには素材のフルーツなども並ぶ。

通り沿いの青い庇が目印。

SUHO(スーホ) @駒場東大前

野菜で作るクラフトアイスクリームとこだわりコーヒーの地域密着カフェ。
数々の飲食店を経営する店主・守口駿介さんが開いたアイスクリームが主役のカフェ。添加物を極力使わない『青果ミコト屋』のアイスクリームは軽やかで、素材の風味が濃い。「このおいしさを広めたい」とアイスクリームを店の柱の一つにした。店主が愛するコーヒーは焙煎所違いで毎日3種。散歩途中に、日々の息抜きに。地元のハブとしてすくすく成長中だ。東京都目黒区駒場2‐16‐4 TELなし 11:30~18:30 不定休

アメリカーノ(レギュラー)¥550。アイスクリーム(ダブル)¥1,150~、フレーバーは「湯上がりエスプレッソ」と、清冽な辛味の「クレソン」。

駒場という場所柄などからこの店名に。店内に馬グッズ多し。

NYの街角のようなムード。

POTPURRI Life&Ice cream(ポトペリー ライフアンドアイスクリーム) @松陰神社前

カラフルなトッピングやしゅわっとフロート。アイスクリームと暮らしを自由に楽しむ空間。
陶磁器メーカーがアイスクリーム好きな社長の一声で(!?)開いた食器、生活雑貨&アイスのショップ。色とりどりのフレーバーは、好きな飲み物と合わせてフロートにも。お酒と合わせて大人のフロートにアレンジもできる。ポトペリーとはスウェーデン語で“混ぜ合わせ”の意味。トッピングも含め楽しみ方は自由。自分好みのミックスを楽しんで。東京都世田谷区若林4‐20‐7 TEL:03・6450・9797 11:00~19:00 水曜休

フロート 左から、トリプルベリー×オレンジジュース¥750、ビビットマーブル×自家製レモンスカッシュ¥900。

トッピングは飴ありチョコあり。

黄色いタイル貼りの明るい店構え。

ハーブアイススタンド erb(アーブ) @目黒

おいしくてギルトフリーなハーブやスパイスを使った自然派アイス。
看板メニューは国産スペアミントを抽出したミルクとその葉を使ってミントの香りを凝縮した「フレッシュミントチョコ」。マイルドな清涼感に、ミントの持つ美肌効果も期待大。他にも和製ハーブのクロモジなど、おいしく体にもやさしいフレーバーが揃う。温かいハーブティーとのセットも。東京都目黒区目黒1‐6‐17 10:00~18:00(月・木曜12:00~17:00) 最新の営業時間はインスタグラム(@erb_icecream)で。

アイスクリーム ダブル¥650(左から、フレッシュミントチョコと竹炭入りのブラックチョコレート、ミルクジャスミン×抹茶)。

ステッカー各¥100。

ハーブを思わせるグリーンが爽やか。

※『anan』2024年7月10日号より。写真・村上未知 文・大澤千穂

(by anan編集部)

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