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「僕はダメ人間」暗闇のオフィスで自分の無力さに涙、チョコの甘さに救われた夜【作者インタビュー】

  • 2024.7.5
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働き方改革関連法が2019年から順次施行され、さまざまな業界で働きやすい環境づくりが進んでいる。しかし社風が古かったり、人手不足だったりとさまざまな理由で根深く残っているのが、残業にまつわる問題だ。

漫画『残業地獄のねこが転職するまでの120日間の記録』の作者あおいしさん(@ao144444)も当事者のひとり。長時間労働の地獄から脱出しようと奮闘した自身の体験を描いた同作を、あおいしさんのインタビューとともに紹介する。第4話では、主人公のねこくんがミスをしてしまい、「僕はダメ人間だ」と無力感にさいなまれてしまう。

ミスで落ち込む自分を励ましてくれた同期の言葉

自分の時間を確保するために定時で帰ろうと決意するも、自分のミスが原因で仕事を増やしてしまう。オフィスで涙を流していると、偶然現れた他部署の同期に励まされた。あおいしさんはミスをすると落ち込みやすく、それが原因でさらにミスを起こしてしまうこともあるという。「ミスは誰でもするし、やってしまったことは元には戻せない。切り替えてつぎ頑張ろうぜ」という言葉は、読者へのメッセージであり、自分にも言い聞かせながら描いた。

仕事が忙しく同僚とは雑談する暇もなかったため、仕事の悩みを打ち明けることもなく、ひとりで溜め込んでいた。「コミュニケーションがなさすぎるのも問題だったと、今となって痛感しています」と振り返る。

漫画では甘いチョコレートを食べていたが、あおいしさんの「残業のお供」はクリームサンドタイプの栄養調整食品。

「『甘いものを食べたいけど、お菓子は抵抗があるな…』というときに食べていました。たんぱく質やビタミンも含まれていて、ありがたい存在です!」

程よい甘さと手軽さがお気に入りのポイントという。

同期の気遣いで気持ちを立て直したねこくんは、今後どのような行動に出るのだろうか。本作をまとめた書籍も発売中なので、気になる人はチェックしてみよう。

※プライバシー保護の観点から個人が特定できないよう細部を変更しています。

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