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そんな態度ある?人助けのつもりがとんだ災難だった話

  • 2024.7.5

人助けをしようとする気持ちはとても大切なことですよね。人の助けを必要としている人がいて、自分に助けを求めていたら、みて見ぬふりはできないでしょう。しかしもし、その人が自分のできる範囲を超えるような要求をしてきたら…?皆さんはどうしますか?今回ご紹介する作品はまいかわセミ@エッセイ漫画(@semi_no_mai)さんが実際に経験した困った老人とのエピソードです。『困っている人を助けたら』をどうぞごらんください。

目的地に行けず困っている老人に声をかけられる

この日は台風が近づく予報が出ていた日でした。バイトをしていたまいかわセミさんも、台風のために早めに仕事を上がります。急いで家に帰ろうとしていると、たくさんの荷物を持った老人に声をかけられます。

老人は、手帳を持っていて、何か困りごとがあるようでした。もちろん放っておけるはずもなく、どうしましたか?と声をかけると、目的地に行けずに困っているようでした。さて、どうなるのでしょうか。

私はこの人にどのくらい付き添えばいいのだろうか…

困っているなら、なるべく力になりたいと思う気持ちはとても素敵なことです。まいかわセミさんは台風のために早めに帰宅したいと思っていましたが、老人のためにその時間を付き添うことにします。

しかし少し変わった老人で、まいかわセミさんへの要求はどんどんエスカレートしていきます。きっと老人も困っていることがあるから、まいかわセミさんに声をかけたのでしょう。大変な思いをしてきたはずです。しかし、相手のことを考えずにつぎつぎに要求をしてくる姿には正直困ってしまうでしょう。

人助けと言いますが、相手の要望にきちんと応えていくことは大変ですよね。帰りたい、と思うまいかわセミさんの気持ちにも共感してしまいます。誰でも時間を持て余しているわけではありませんよね…。

無理にすべてを引き受けなくてもよい

コミュニケーションが苦手な特性なのか、老人はまいかわセミさんにお礼も言わずにその場を去っていきました。結局老人の困りごとはなんだったのでしょうか…。身の回りのことすべての介助をすることは、まず無理ですよね。

まいかわセミさんにも事情や予定があります。困っている人だからと言って、すべての要求を聞き入れる必要はありません。困っている状況を理解し、自分が対応できないと判断したら、施設の係員や近くの交番に相談をして引き継ぐことも大切です。

困っている人を無視することと、聞いたうえでできるかできないかを判断するかは全く異なります。自分のできる範囲のことで相手の困りごとに付き添ってあげられたらいいですよね。

著者:ゆずプー

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