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40代からはおばさん見えの「カバ肩」に注意!?丸くなった肩を解消するため奔走した結果は【体験談】

  • 2024.7.5
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娘の卒業式に2年ぶりにスーツを着ました。長袖ワンピースにジャケットを羽織るタイプです。体重や普段の服のサイズに変化はなかったので、特に何の心配もしてなかったのですが……。卒業式当日、ワンピースに袖を通すと肩の辺りが少し窮屈で違和感がありました。ジャケットを上から羽織ると、さらに首や肩辺りが突っ張り余裕がない感じに。「これは太ったということ?」と焦った私の体験談です。

初めて知ったカバ肩の存在

久々に着用したスーツに以前とは違う肩辺りの窮屈さを感じつつも、なんとか卒業式を無事に終えひと安心。でも、「体重の変化はないのに、なぜ?」と、訳がわかりませんでした。家に帰り、服を脱いで自分の後ろ姿を鏡で見てみると、なんだか肩や首の後ろ側が丸みを帯びたシルエットになっています。私は、目が点になりました。

鏡で体のラインを観察し、体重の管理も毎日していた私ですが、首の後ろ側や肩辺りの様子までは見ていませんでした。手で首の後ろ側を触ると、もりっとつまめるほどのお肉の存在にため息がでました。肩も少し動かすとゴリゴリと音がして、凝りなのか張っているのか不明ですが、もりっとお肉が付いた状態でした。

一体どういうことなんだろう? と、ネットで調べると、目にしたワードに驚がく。それは、「40代から気を付けたいカバ肩」というワードでした。

「カバ肩? なぜこんなことになるの?」と、さらにネットで調べると、背部は老化が進みやすい部分で加齢により筋力が低下し、代謝も落ちて脂肪が付きやすくなるとのこと。まったく知らなかった40代から気を付けたいカバ肩の現状に、もう頭の中が真っ白になりました。

助けを求め、マッサージ師の友人に相談

40代の悩ましいカバ肩を知った私は、その後も首の後ろにあるお肉の状態をつまんでチェックしたり首や肩をゆっくり動かして様子を見たりしていました。特に首や肩を軽く動かすと、やっぱりゴリゴリと音がして凝っているようにも思えました。

そこで、マッサージ師である友人に相談。友人は私の首や肩をマッサージし、今の状態を見てくれました。友人いわく、ゴリゴリと音がするのはやはり筋肉が凝っているからで、さらにやや冷えているのだそうです。冷えると血流が悪くなって脂肪が蓄積され、お肉がもりっとしてくるという話を聞きました。「脂肪が蓄積」という言葉が、ズキッと心に刺さりました。

しかし私の状態はそこまで深刻ではなく、首や肩甲骨を動かして血行を良くすれば、首や肩、背中もスッキリとしてゴリゴリとした音もしなくなるだろうとアドバイスされました。それよりも、姿勢が前かがみで巻き肩気味であることが問題との指摘を受けました。

そこで、壁に背を添わせ真っすぐに立ってみると、肩や頭部分が壁から離れて前に出ている状態でした。知らないうちに巻き肩、首が前に出たストレートネックになっていることに気付かされました。

首、肩、肩甲骨周りのストレッチを即実践

マッサージ師の友人からアドバイスを受け、首や肩甲骨をストレッチするようにし、座っているときも前傾姿勢にならないように気を付けました。たしかに、猫背にならないよう背筋は気を付けてはいましたが、肩や首は前のめりになって、正しい姿勢とは言えませんでした。首や肩につかめるほどのお肉が付いたのも事実ですが、巻き肩気味でスーツの肩部分を前へ引っ張り窮屈感が出ていたのかもしれません。

私は、友人に教わったストレッチをおこないました。首や肩をそれぞれゆっくり大きく回すように動かしたり、背中で両手を握手して握りこぶしを後ろへ引くようにして胸を広げたりするというものです。また、脇の下を開くように片手を上げて、反対の肩甲骨を触るというストレッチもおこないました。

上記のストレッチは、湯船に浸かり半身浴の状態でも家事やパソコン作業中の合間にもするのですが、お風呂で体が温まった状態のほうが、気持ち良く動かせている感じがしました。友人から1日に1回は壁や床など真っすぐな所に体をそわせ、体の位置チェックしたり、リラックスした状態を作ったりすると良いとのアドバイスも受けました。

体がやや緊張状態であるのも巻き肩になりやすいそうです。たしかに、入浴後に服を着てからゴロリとラグの上に寝転がり、真っすぐな姿勢で大の字になるのも体が伸びている感じで気持ちがよかったです。ストレッチを2週間ほど続けると、背中や肩の重だるさも軽減され姿勢も良くなった感じがします。

まとめ

入学式のために再び卒業式で着たジャケットを着てみると、着心地は多少良くなったのかな?と思える程度の変化でしたが、今回のことは「カバ肩」や前傾姿勢に気付いて改善していくための良いきっかけとなりました。特に前傾姿勢は首や腰の負担にもなり、脂肪が付きやすくなってしまうので、しっかり気を付けていきたいです。

今は姿勢を正すために、枕を使用せずに寝ています。意外にもそのほうが私にはラクな姿勢であり、体が真っすぐに伸びている感じがして気持ち良いです。40代から気を付けたい体の変化、小さなことから直していきたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

イラスト/sawawa

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:izuみん


監修者:医師 黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

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