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義姉に出産祝いを渡したら…兄「お前、意地悪したんだって?」→義姉がお祝いに不満を抱いたワケは…

  • 2024.7.5

兄夫婦に赤ちゃんが生まれたときのこと。私は自分が働くショップで人気のベビーグッズをプレゼントしようと思っていました。しかし義姉からは「出産祝いはハイブランドのベビー用品で! もしくは、好きなものを買うから現金がいい」と、笑顔で言われてしまいました。義姉いわく現金は『それなりの金額で』、と……。社会人1年目の私には到底無理な話です。

元々義姉との仲は悪くありません。私のことも本当の妹のようにかわいがってくれました。

それに、義姉はどちらかというと堅実なタイプ。見境なくハイブランドを欲しがるなんて、一体どうしたのでしょう……。

嬉しいはずの姪の誕生が…

結局出産祝いは「気持ちだけでいい」という兄の計らいで、1万円を包むことにしました。私にとっては大金です。それでも義姉は納得しないだろうと思うと、なんだかモヤモヤしてしまいます。

そんな私の様子に気づいた母は「何かあったのか?」と聞きました。私は、洗いざらい心のうちを打ち明けることにしたのです。

義姉の要望を聞いて、母もビックリ。母も私と同じように、義姉にそんな印象を持っていなかったようで、何度も「本当にそんなことを言われたのか?」と念を押されました。

でもこれが紛れもない事実。私はたくさん悩んだ末、お祝いを1万円包み、私が働くショップでベビー服を買って渡すことにしました。

信じられない義姉の言動

かわいくラッピングして、ついに迎えた姪との初対面の日。その日は平日で、家には義姉だけでした。少し不安はありましたが、姪の顔が見たいこともあり、意を決して兄の家に向かいました。

義姉はいつものようにニコニコした笑顔。私は簡単に挨拶をしてから、義姉にお祝いを渡しました。ハイブランドの袋ではなかったので、受け取ってもらえなかったらどうしようと思っていましたが、嬉しそうに受け取ってくれたので私はひと安心!

しかし、お祝いを開封した義姉は「え? 1万?? 初めての姪っ子なのに1万???」と、急に険しい表情に……。居づらくなった私はそそくさと帰路についたのでした。

寝耳に水!

その日の夜、兄から電話がかかってきました。出てみると、「お前、意地悪したんだって……? あいつ、泣いてたぞ」と兄。

話を聞いてみると、義姉はお祝いのお金は空っぽで、事前に苦手だと伝えていたデザインのベビー服を渡されたと兄に言ったそう。お金は何度も確認して袋に入れたはず……。ベビー服も義姉がよく着ているワンピースとリンクコーデになるようなデザインをチョイスしたので、そんなに嫌なものではないと思っていました。


兄も半信半疑だったようで、私の話を信じてくれました。義姉にもう一度確認すると言われ、電話を切ったのです。

お祝いの中身は…

姪が生まれて1カ月が経ったころ、兄から家に来てほしいと呼ばれ、両親と共に遊びにいくことになりました。そこで両親が手渡したのは、見るからに分厚いのし袋。義姉はすごい勢いでのし袋を取り上げました。

普通は目の前でのし袋を開けることはしませんが、義姉は待ちきれず中身を覗いたよう。しかしそこに入っていたのは、現金ではなく義姉の不倫現場をバッチリおさえた証拠写真。義姉の顔が真っ青になるのがわかりました。

兄は私の話を聞いて、義姉に不信感を持ったそう。探偵に調べてもらったところ、結果はクロ。義姉に見つからないように、証拠写真は実家に送ってもらったよう。それを両親がのし袋に詰めたのでした。


不倫と言っても、義姉が相手にゾッコンで貢いでいる様子。もし私がハイブランドのアイテムをあげていたら、換金して不倫相手に渡していたことでしょう。結局兄夫婦は離婚。義姉は生まれたばかりのかわいい姪と引き離されることになりました。

姪は兄と両親、私に囲まれてスクスク成長しています。こんなかわいい子どもを失うなんて、気の毒な人だなと思わずにいられません。

お祝いは気持ちが大事。いただいたものや金額に文句を言うのは失礼ではないでしょうか。「ありがとう」と気持ちよく受け取るようにしたいですね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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