「30歳の年収」が高い企業“実名ランキング” トップは推定《1618万円》 金融・コンサル・商社など

30歳の平均年収は489.7万円

各企業の口コミ情報共有サイトなどを運営するオープンワーク社が、サイト「openwork」に寄せられた投稿を基にまとめた「30歳の推定年収ランキング」を発表しました。投稿された各企業の年収を基に、2024年6月25日時点での推定年収額を算出しています。

同サイトに投稿された全年収データを対象に案出した30歳の推定平均年収は489.7万円。また25歳は387.7万円。35歳は562.6万円、40歳は614.9万円、45歳は661.9万円、50歳では718万円、55歳では795.2万円となっています。

25歳から30歳のアップ幅が最も大きく102万円増。20代後半はビジネスパーソンにとっても特に変化の大きいタイミングであることがうかがえます。

また30歳の推定年収ランキングTOP20は、1～4位を証券会社が占める結果に。業界別にの内訳は最多が金融、次いでコンサル、商社です。就活生から人気が高い5大商社と呼ばれる会社が全てランクインしていることや、ランクイン企業の待遇面における満足度の平均は5スコア中4.5スコアと、総じて高いことが特徴としてみられます。

具体の企業名はJPモルガン証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、UBS証券、ゴールドマン・サックス証券、キーエンス、グーグル、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社、ボストン・コンサルティング・グループ、三菱商事、A.T.カーニーなど。推定年収額は上から順に1618万円、1475万円、1451万円、1432万円、1373万円となっています。

ランクインした企業に寄せられた実際の口コミとしては、「ハードワークです。コントロールは本人に任せられていて、特に管理されていません」「完全なる成果主義などの、仕事さえやっていれば早く帰ろうが休みをたくさん取ろうが文句を言う人はいない」「良くも悪くも個人主義・実力主義という会社」などの声がありました。

（LASISA編集部）