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わずかな希望を頼りに…産後4か月で母乳は出る?|産後、救急外来に駆け込んだ話

  • 2024.7.5

このお話は、著者・まろ(@maromrt)さんが産後に、原因不明の歯の痛みに襲われた体験談が描かれています。まろさんは日々、ミルクを飲まない娘・メメちゃんの育児に悩まされています。1日の大半が授乳で終わってしまいますが、それでも飲まないメメちゃん。そんな中、夫に「母乳を出すことに専念したら?」と提案されます。そして、思い切って母乳外来へ電話をした まろさんは…。『産後、救急外来に駆け込んだ話』第17話をごらんください。

わずかな望みを頼りに、母乳外来へ電話連絡してみました。すると、快く受け入れてくれた助産師さん。さっそく、産院へ向かいます。

ところが、授乳に対して強いこだわりがあるメメちゃんは、いつもと違う場所では母乳も飲もうとしません。せっかく訪れた産院ですが、今から母乳が出るようになるのは難しいのでしょうか…。

親が育児の責任に飲み込まれないために

まろさんが初めての育児に奮闘していた産後5か月のころ、突然、激しい歯の痛みに襲われます。ところが、歯医者に行っても虫歯等ではなく、ストレスで痛みが引き起こされているのではと判断されました。

このことをきっかけに、自分自身を見つめ直したまろさん。たしかに生後間もない娘の育児に悩んでいましたが、育児そのものが大きな負担だとは思えませんでした。大きな要因は、まろさん自身の考え方にあったのです。どうやら、育児に対して過度な責任を感じていたようです。

まろさんは当時の自分を振り返り、もしも未来の自分から声をかけられるなら「大丈夫」よりも「ありがとう」と言われた方がうれしいといいます。まろさんのように周囲のサポートを受けられる状況にあっても、自分を追い込みがちな方はいるかもしれません。そんな心を軽くするには、周囲の人がその頑張りを認めるとともに、頑張っている親本人も「今日もわたしはがんばった」と自分をほめることができるといいかもしれませんね。

産後の親の心境について、共感と学びを得られる作品です。

著者:ももこ

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