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付き添い入院を代わってもらっただけなのに…夫との「離婚」を決意

  • 2024.7.5
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皆さんのパートナーは子どものことをどのくらい考えてくれていますか?子どもはよく体調を崩しますよね。そのときに、看病することは仕事を調整するだけでなく、わが子の体調についてとても大きな不安を抱くものです。この不安な気持ちは、ぜひパートナーに寄り添ってもらいたいと思うでしょう。今回ご紹介する作品は、紙屋束実(@kamiya.tsukami)さんの描いた作品です。『子どもが入院しても付き添いはワンオペ』をご紹介します。どうぞご覧ください。

わが子の体調不良でも自分優先の夫

主人公は和葉さん。3年前に結婚し、妊娠のタイミングで夫の意見を尊重し仕事を辞めました。しかし、その結果家事育児はすべて和葉さんの仕事となりました。

休日も自分の好きなように過ごそうとする夫にモヤモヤとする日々。そんなある日、息子が体調を崩します。急いで病院に向かおうと夫を起こしますが、協力する様子は一切ないのでした…。

不安な付き添い入院…夫の態度に傷つく

息子はロタウィルスと突発性発疹に同時にかかってしまい、入院となります。なかなか下がらない熱、続く下痢…。弱っていくわが子を見るのはとても不安ですよね。また、母乳を飲ませることができず、和葉さんも胸が張ってつらい日々。乳幼児の入院は付き添いが必要なため、保護者の負担は大きいですよね。

夫に2時間ほど息子の世話をお願いしますが、せっかくの休みに呼び出されたと不機嫌な夫…。泣いている声がうるさかったようです。戻ってきた和葉さんに文句を言って早々に帰ってしまいました。

付き添い入院はとても大変です。また、わが子の心配もあり精神的な負担も大きいでしょう。こんなときこそ、パートナーが寄り添ってくれたら、と誰でも思いますよね。

父親になろうとしなかった夫の末路

母親と胸を張って言えるのはいつからでしょうか。妊娠、出産を経て、ノンストップで育児が始まりますが、初めてのことだらけ。ときには、うまくいかずに落ち込んだりイライラしたりすることもあるでしょう。

和葉さんは、父親になろうとしない夫に愛想を尽かして離婚を決意します。夫婦というのは、支え合ったりぶつかったりしながら絆を深め、子どもを守るパートナーとなるべき相手です。それを放棄されてしまっては、一緒にいなくてもいいと思ってしまったのでしょう。

いつまでも自分本位で生きていくことはできません。家族を守るために、お互いを尊重し、支え合おうとする気持ちがないと、本当に絆で結ばれた関係にはなれないのかもしれません。家族とは、というテーマを改めて考えさせられますね。

著者:ゆずプー

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