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スペイン代表、歴史上「最も偉大な10名のミッドフィルダー」

  • 2024.7.5
スペイン代表、歴史上「最も偉大な10名のミッドフィルダー」
スペイン代表、歴史上「最も偉大な10名のミッドフィルダー」

Text by 石井彰(編集部)

EURO2024で準々決勝に進出したスペイン代表。2000年代中盤に入ってから世界を席巻し、EUROで2回、ワールドカップで1回優勝するなど黄金期を作ったチームだ。

今回は『FourFourTwo』から「スペイン代表の歴史上最も偉大なミッドフィルダー」のTOP10をご紹介する。

10位:サンティ・カソルラ

スペイン代表、歴史上「最も偉大な10名のミッドフィルダー」
スペイン代表、歴史上「最も偉大な10名のミッドフィルダー」

サンティ・カソルラは怪我に苦しめられなければもっと伝説的な選手になったはずだ。2010年のワールドカップには出場できなかったが、その前後のEUROで優勝を果たしている。

両足で素晴らしいボールを蹴ることができる彼は2008年から2019年の間にスペイン代表で81試合に出場して15ゴールを決めた。

9位:ジョゼップ・グアルディオラ

スペイン代表、歴史上「最も偉大な10名のミッドフィルダー」
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グアルディオラの優れた戦術的思考は、バルセロナとスペイン代表の中盤の中心でプレーしていたときからも明らかだった。知性と技術を武器に深い位置からゲームを作り、多くのタイトルを手にした。

スペイン代表では47試合にしか出場していないが、EURO1996を前にハビエル・クレメンテ監督と対立し、1998年のワールドカップを怪我で欠場していなければ、もっと多くのプレーをしていたはずだ。

8位:ルイス・エンリケ

スペイン代表、歴史上「最も偉大な10名のミッドフィルダー」
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スポルティング・ヒホンでキャリアをスタートし、その後レアル・マドリーとバルセロナの両方でプレーしたルイス・エンリケ。エネルギーと闘争心に溢れたミッドフィルダーとして長く活躍した。

スペイン代表では11年のキャリアで62試合に出場し、12ゴールを奪取。監督としてもバルセロナとスペイン代表を率いて成功を収めている。

7位:ルイス・スアレス

スペイン代表、歴史上「最も偉大な10名のミッドフィルダー」
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ルイス・スアレスは1950年代から60年代にかけて活躍した選手で、バルセロナでは攻撃的ミッドフィルダーとして、インテルでは深い位置のディープライン・プレーメーカーとしてゲームを作った。

攻撃を組み立てる能力から「エル・アルキテクト(建築家)」と呼ばれたスアレスは、1964年にスペイン代表をヨーロッパネーションズカップ優勝に導き、バロンドールを獲得した。今なお同賞に輝いたスペイン人選手は彼だけである。

6位:ダビド・シルバ

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ダビド・シルバは2010年ワールドカップの開幕戦でスイスに敗れたあとは1試合しか出場せず、優勝に貢献はできなかった。しかしその前後のEURO2008とEURO2012では重要な役割を果たし、後者では決勝戦でゴールも決めた。

スペイン代表としては125試合に出場して35ゴールを奪取。類稀な技術と攻撃センスで素晴らしい創造性をもたらした。

5位:シャビ・アロンソ

スペイン代表、歴史上「最も偉大な10名のミッドフィルダー」
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世界最高クラスのパスレンジを持ったプレーメーカーのシャビ・アロンソは、2008年から2012年の間にいつもスペイン代表の中心で活躍し、3つのビッグタイトルに大きく貢献した。

EURO2008ではいくつかの試合でキャプテンマークも巻き、EURO2012ではフランス戦で2ゴールを奪取。現在レヴァークーゼンを率いてその知性を指導者として発揮している。

4位:セスク・ファブレガス

スペイン代表、歴史上「最も偉大な10名のミッドフィルダー」
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EURO2008とEURO2012の決勝で先発出場したセスク・ファブレガス。2010年のワールドカップ決勝ではベンチスタートだったが、アンドレス・イニエスタの決勝点をアシストして大きく貢献した。

2006年に代表デビューした彼は10年以上に渡って招集され、100試合以上に出場。アーセナル、バルセロナ、チェルシーなどで長く活躍した。

3位:セルヒオ・ブスケツ

スペイン代表、歴史上「最も偉大な10名のミッドフィルダー」
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セルヒオ・ブスケツは2008-09シーズンにジョゼップ・グアルディオラ監督によってバルセロナのトップチームへと引き上げられて以来、世界最高クラスのアンカーとして長く君臨し続けた。

2010年のワールドカップとEURO2012でスペイン代表の優勝に大きく貢献したほか、国際試合で140試合以上に出場するという偉業を成し遂げた。

2位:アンドレス・イニエスタ

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イニエスタは2010年のワールドカップ決勝でオランダ相手にゴールを決め、優勝の立役者になった選手だ。スペインの歴史上最も重要なシュートであったといえる。

サッカー界で最もエレガントな選手の一人だった彼は、EURO2012でも大会最優秀選手に選ばれるほどの活躍を見せた。バルセロナでも長く中心的な存在となり、2回の三冠を達成している。

1位:チャビ・エルナンデス

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2008年から2012年までEUROを2回、ワールドカップを1回優勝したスペイン代表のスタイルは「ティキ・タカ」。バルセロナでそれを実現させた司令塔がチャビ・エルナンデスであった。

ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でパスサッカーのスタイルを完成させ、EURO2008では大会最優秀選手に選出された。

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