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うつと適応障害で休職。上司から繰り返される指摘は「教育」?【作者インタビュー】

  • 2024.7.4
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SNSでメンタルをテーマに、イラストと言葉を発信するなおにゃんさん(@naonyan_naonyan)。合わない職場環境が原因で、過去にうつ病と適応障害を発症したことがある。当時は休職することは「逃げ」だと思い、情けなさや恥ずかしさを感じていたという。だが「休職中に弱い自分を変えたい」と一念発起。病気から、会社から、日本からも全力で逃げたなおにゃんさんが気づいたこととは?

そんな実体験を基に描いたコミックエッセイ『うつ逃げ~うつになったので全力で逃げてみた話~』が同じような悩みを持つ人からの共感を得ている。第2話では、うつ病を発症したきっかけが描かれる。最初は憧れの仕事に就き、同僚も優しく職場環境にも恵まれたと思っていたというなおにゃんさん。当時のことを聞いた。

繰り返される指摘「なんで自分だけ?」

――作中では優しい先輩が登場しました。職場ではほかにも心を開くことのできる人はいましたか。

自分はもともと人付き合いが得意ではなく、コミュ障気質なところもあったせいか、その先輩以外にはなかなか心を開くことができませんでした。でも、質問したことにはちゃんと答えてくれる優しい職場だったと思います。

――編集長はなおにゃんさんだけに、指摘を繰り返していたのでしょうか。

部署に新人が私だけだったということもあり、私ひとりが指摘をされていたように思います。また、ほかの部署の同期はやっていない課題を出されることもあり、「なんで自分だけ?」と思うことがたくさんありました。

「新人だから」と、やり直しも課題も一生懸命取り組んでいたなおにゃんさん。だが、知らず知らずのうちに精神的な負担にもなっていく。本作をまとめた書籍も発売中なので、気になる人はチェックしてみよう。

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