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【MLB】今永昇太、8勝目逃すも……強打フィリーズ相手に快投8K  監督も同僚も「オールスター戦出場に値する」と太鼓判

  • 2024.7.4
カブスの今永昇太(C)Getty Images
SPREAD : カブスの今永昇太(C)Getty Images

カブス今永昇太投手が3日(日本時間4日)、本拠地でのフィリーズ戦に先発登板。6回6安打3失点8奪三振で降板し、今季8勝目はお預け。勝敗は付かなかった。
試合は3-5で敗れ、チームの借金は8に膨らんだ。「4番DH」で先発出場した鈴木誠也外野手は4打数無安打だった。

■2発浴びて降板も勝敗付かず

1、2回を無失点に抑えた今永。上々のスタートを切ったが、1-0の3回1死走者なしから9番ラファエル・マルシャン捕手に同点ソロ本塁打を浴びた。ただ、これで崩れることなく、後続を抑えて最少失点で切り抜けた。
4、5回もフィリーズ打線を抑えたが、2-1とリードして迎えた6回に逆転2ランを被弾。しかし、7回に味方打線が奮起し、3-3の同点に追い付いたため、今永の黒星は消滅した。
この日は6回を投げて、2本塁打を含む6安打3失点。8勝目はお預けとなったが、今季10度目のクオリティースタートを達成。強打のフィリーズから8三振を奪うなどボールの切れ味は悪くなかった。
クレイグ・カウンセル監督も試合後、「本当にいい投球をしてくれた。彼の投球は見ていて楽しい。彼は我々に勝つチャンスを与えてくれた」と今永の投球を称賛。また、2本の適時打を放ったピート・クロウ=アームストロング外野手は「ショウタは6回、7回まで投げるのが非常にうまい。彼は投げるたびに驚異的な仕事をする。そして、今日もまた強力な投球を見せてくれた」と称えた。

■ハップ「球界で最高の投手」

主力の1人であるイアン・ハップ外野手も「彼は素晴らしい。野球界で最高の投手の1人だ。新人として最初の16試合で成し遂げたことは非常に印象的だ」とコメント。その上で「我々の視点から見ると、彼は1年を通して頼りになる存在だ。ショウタがオールスターゲームでカブスを代表してくれたら光栄に思う」と話した。
ファン投票の結果、カブスから球宴に選ばれた選手(野手)は1人もいない。今後は選手間投票などにより、投手や追加の野手が選出される。
同監督も「これまで苦戦した先発が2回ほどあったかもしれないが、それ以外は本当に力強いパフォーマンスだった。オールスターに値する選手であることは間違いない」とし、球宴出場を後押しした。
今永は、この日の登板が球宴初出場へのアピールになったか問われると「それを判断するのは自分じゃないので……。できれば、もっと内容のいい登板であればよかったが、あまり考えていない」と無欲を強調した。

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