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【SNS発】実は裏で操られてる《クレーマー保護者》たち…「教師や保護者は知っておいて欲しい」本当の“黒幕”とは

  • 2024.7.4

保護者クレーマーは実は操られている?

黒幕のイメージ
黒幕のイメージ

2024年6月末頃、X(旧ツイッター)に「教師や保護者にも知ってほしいのですが」と始まったあるアカウントの投稿。その内容に、教師関係や保護者から多くのコメントが寄せられていました。

投稿者によると、「保護者がクレーマーだと思っていたら、実は、子どもがあることないこと言って親にクレームを入れさせていた」案件があるとのこと。この投稿に同意する意見が多く“親が子どもの操り人形になっているケース”は多々見られることが明らかになりました。

大人が子どもに振り回されている場面とはどのようなものでしょうか。

ある教師は、「悪いことをした子どもを叱った時『(うちの子は)何もしてないのに先生に怒られたと言ってる』とクレームを入れられました。親には言わないでと頼まれたので、あえて報告していなかったのに、なんだか裏切られた気分です。」など、子どもが親に虚偽の報告をして、子どもの言葉を鵜呑みにした保護者が動いてしまうケースを報告しています。

教師だけではなく、保護者も頭を抱えているようです。都内在住の中学生の保護者は、「部活動の最中に子ども同士がケンカで取っ組み合いになったことがありました。我が子含め、現場を見ていた子は、お互いさまだよね、という感じで取り合ってなかったそうです。ケンカの後もけろっとしていて二人ともいつも通り会話してたんだとか……。

でも、一方の子どもが親に『僕はいじめられている』『たたかれた場所が痛い」と家で話したようで、その子の保護者が学校、顧問、相手の親、部活の先輩たち、部活の保護者全員を巻き込み『お前たちは見て見ぬふりをした』『訴えてやる』『うちは被害者だ』と大騒ぎ。何度も何度も保護者説明会が開かれました。

最終的に相手の子は部活を自主退部しました。クレーマー保護者とそのお子さんは思い通りになって満足しているでしょうが、他の子どもたちは納得していません。最悪なことに、クレーマーの子は、また『いじめられている』と別の子を次の標的にしているようです。我が子にその子と関わって欲しくないですし、正直なところ、何か起こる前に息子には別の部活に入って欲しい気持ちもあります」

子どもの話、真実を見抜く努力を

子どもと話す保護者のイメージ
子どもと話す保護者のイメージ

自分の親をコントロールして動かす子どもたち。その親子にはどう対応すればいいのでしょうか。「既にこのタイプの親と揉めました…そっと距離置きます…学校は距離取れないから来られると地獄でしょうね…」「あちこちで辻褄合わなくなってきて、親が他の親に聞き(違っていた)すみませんでしたと保護者が後で気づくケースもある」といったコメントが寄せられていました。

もちろん、子どもの本当のSOSは見逃してはなりません。親にウソをつかなければならない隠れた理由があるのでは、と注意深く見る必要があるそうです。「生徒も親も信じます」「裏切られるのも仕事のうちだと思っています」とコメントしている教師たち。

文部科学省が2023年12月に公表した「令和4年度公立学校教職員の人事行政状況調査」によると、「精神疾患を理由に病気休職した教職員数」は6539人で過去最多。保護者からのクレームで精神を病んでしまうケースも多いようです。このような不必要なクレームをなくすためには、保護者側が子どもの話をじっくりと聞き取り、真意をさぐる努力が必要になってくるでしょう。子どもを思うあまり、なんでもかんでもすべて鵜呑みにしてしまうと知らないうちにクレーマーになってしまっているかも……。その可能性は避けたいですね。

(LASISA編集部)

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