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「たった1回だけじゃん」子どもを放置した夫が反論→妻が下した決断とは?

  • 2024.7.4
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ゴローさんは、ミサキさんと2歳のムサシくんとの3人家族。今まで育休をとっていたミサキさんが4月から復職することになり、ゴローさんは家事・育児を分担してほしいと言われます。さっそくゴローさんは、用事のあるミサキさんに託されて1日息子のお世話をすることになりました。泣き叫ぶムサシくんに困り果ててトイレに籠っているところを偶然帰宅したミサキさんに見つかり、2人は口論に。「離婚」をほのめかされたゴローさんは、育児から逃げないことを宣言します。その後はムサシくんと2人でショッピングモールへ出かけますが、ここでもムサシくんにてこずるゴローさん。心配したミサキさんは用事を切り上げ、ショッピングモールへ向かいました。しかしゴローさんは、託児施設と勘違いしムサシくんを遊び場に置いてひとりでショッピングを楽しんでいたのです。

たしかに俺が悪かったけど…。

「ムサシを失っていたかもしれない」というミサキの言葉で、僕はようやく自分のしでかした事の重大さを理解しました。帰宅後、重々しい空気のなかで今後についての話し合いをすることに……。

ミサキさんは、責任感のないゴローさんの行動の数々に呆れ果て、「父親失格」の烙印を押しました。もうムサシくんを任せられないと言うミサキさんに「たった1回間違えただけ」と反論するゴローさん。
しかし、そのたった1回の失敗がとんでもない事態を引き起こすとミサキさんは激高します。育児の大変さや、わが子のことを理解しようとしないゴローさんに愛想が尽きたミサキさんは、ついに離婚を突きつけたのでした。

「たった1回」その言葉がゴローさんの無責任さや育児への無理解を物語っていますよね。大切に育ててきたムサシくんを、数時間で無自覚にも危険にさらしたゴローさんを許せないミサキさんの気持ちはもっともでしょう。
信頼関係が築けない人とは、育児はおろか夫婦として生活することは難しいかもしれませんね。ゴローさんには、ミサキさんがどのような思いで「離婚」と告げたのか、今一度今までの自分のおこないを振り返って考えてみてほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち

ベビーカレンダー編集部

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