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自動販売機に立てかけられた茶封筒 写真に「この手があったか」「優しい世界」

  • 2024.7.5
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あなたは、気づかぬうちに財布を落としてしまったり、電車の中にカバンを忘れてしまったりしたことがありますか。

落とし物をすると、無事に見つかるかどうか、不安になりますよね。

悪意のある人に拾われると、そのまま盗まれてしまう場合も。だからこそ、しっかりと自分の元に返ってくると、ホッとするものです。

自動販売機に、茶封筒が立てかけられていて?

福島県福島市にある、陽光社印刷株式会社のXアカウント(@ykspofficial1)がXに投稿したのは、忘れ物に関するハートフルな光景でした。

その光景がとらえられたのは、同県内に設置された、とある自動販売機のそばです。

同アカウントが添えた「怖いか?福島人の温かさが」というコメントとともに、次の写真をご覧ください。

黒い文字で何かのメッセージが書き記された茶封筒が、自動販売機に立てかけられていますね。接近して見てみると…。

令和6年7月1日、15時50分頃発見。

釣り銭忘れ。

ある利用客が、釣り銭受けに複数の硬貨が入っているのを見つけたのでしょう。

前の利用客が取り忘れたであろう釣り銭を、発見した日時を記載の上で茶封筒に包んで、自動販売機に立てかけておいたのです。

硬貨などの落とし物を見つけた場合、警察に届けるという手もありますが、近隣に交番がないなど、状況的に難しかったのかもしれません。

その中でもできることを思いつき、丁寧に茶封筒に入れるという行動には、人のやさしさを感じますね。

心が温まる光景に、さまざまな感想が寄せられました。

・封筒に入れるとは丁寧すぎる。福島県民の温かさ、怖いわ!

・この手があったか!なんて優しい世界なんだ。

・福島県内で、落とした財布が戻ってこなかったことが一度もない。温かい県民性が出ている。

残念ながら、取り忘れた釣り銭がそのまま持ち去られてしまうことは、決して珍しくないものです。

また、釣り銭を忘れた当人にとっても、取りに戻るほどのことではないのかもしれません。

それでも「困っているかもしれない」と思い、やさしい行動を取った人には、拍手を送りたいですね!

[文・構成/grape編集部]

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