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毛糸のケーキが可愛すぎる!"ニュートロ"を感じる韓国穴場カフェ|ルモンブラン

  • 2024.7.4
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韓国のローカルで人気なのが、日本と同様で「エモさ」を感じられること。新しい「NEW」と「レトロ」を混ぜた言葉で、韓国ではニュートロと呼ばれるのですが、「ニュートロ」なカフェやエリアがじわじわと話題になっています。その中でも人気なのがソウルタワーにほど近い「解放村」(ヘバンチョン)。しかも高台にあるので、眺めのいいカフェが多いと話題なのですが、毛糸で編んだように見えるケーキがすごすぎるとSNSで沸騰中! 芸術品のようで、可愛くて食べられないケーキをご紹介します。

路地裏の中の隠れ家

目指すお店は、르몽블랑(ルモンブラン)。地図を見て目指す際は、解放村の中心にある新興(シンフン)市場を目印にすると迷わずに行くことができます。「ニュートロ」と言われる所以は、閑静な住宅街の中で再開発が進み、路地裏のお店にカフェやショップが多いからなのですが、それゆえに道に迷いやすいのでご注意を。

毛糸ケーキのおすすめその1 毛糸玉

お店に入ると、毛糸で編んだようなケーキがずらり! 本当に毛糸なのではないかと思うほど。毛糸玉になっているケーキがシグニチャーとされており、アールグレイとカラマンシー(酸っぱい柑橘)、ラズベリーチョコレートがありました。訪れた2023年10月当時は、10,200ウォン(約1,100円)前後で提供されており、ケーキにしては少しお高めのお値段ですが、繊細すぎるケーキなので納得です。

中を割ってみると、ムースが入っていくつかの味が層になっています。私が選んだアールグレイは、外側のニットがホワイトチョコレートをベースにしたアールグレイのクリーム、中にはブルーベリーとブラックカラント(黒すぐり)を使ったベリー系のピューレが入っており、茶葉の芳醇な香りに酸味のある味が加わり、大人も納得できる繊細な味がしました。

毛糸ケーキのおすすめその2 ニット型

さらに毛糸玉だけでなく、毛糸で編んだニット型のケーキも人気です。帽子の形をしたPINK STRAWBERRY、半袖ニットの形をしたライム味のムース、コーヒーガナッシュがあり、どれにしようか悩んでしまいます。お値段は10,500ウォン(約1,200円)前後でした。(2023年10月当時)

私が選んだのは、想像のつかなかったライム味。中には、パイナップルのムースが入っており、見た目より爽やかな味わいで、重たいと感じるよりペロッと食べることができました。

毛糸玉ケーキだけじゃなくエクレアも

人気なのは毛糸玉のケーキですが、エクレアも人気で、季節によってフルーツが変わっているようです。私が訪れた際は、レモン味と、いちじくのエクレアが提供されており、こちらも美しくておいしいと韓国のローカルには人気。お値段も7200ウォン〜8800ウォン(約820円〜1,000円)でした。(2023年10月当時)

そもそも、なぜ毛糸?

르몽블랑(ルモンブラン)は、1階が販売店で、2階、3階のテラスでイートインを楽しむことができます。実は2階に上がると、なぜこのお店で毛糸のケーキを提供しているのかを知ることに……。

今のお店を経営されているご家族が、かつてこの場所でニット工場を経営されており、その背景を生かしながら、르몽블랑(ルモンブラン)はできあがったといいます。2階にはかつて使われていたであろうニットを作る機械が飾られていました。そんなカフェのストーリーもあることから「ニュートロ」を感じられ、人気を博しているのかもしれません。

「ルーフトップといえば、解放村」と呼ばれる景色

3階に上がるとソウルの街を一望できる景色が広がっていました! ここは高台に位置しており、ソウルの喧騒を忘れ、ゆっくりとおいしいケーキと景色を堪能することができます。

実は、解放村にはルーフトップの座席を提供しているお店が多く、「ルーフトップといえば、解放村」と象徴的なテラス席とも言えます。天気がよければぜひ、ルーフトップで楽しむのがおすすめ。

他にも誕生日などのお祝いで使われるホールケーキで、本当に人間が着るサイズのニット型ケーキの販売もしていました。もし韓国でサプライズでお祝いするときにも喜ばれるかもしれません!

ケーキだけでなく、内装、ストーリーまで堪能できる話題のカフェです!

 

르몽블랑(ルモンブラン)

99−4 Sinheung-ro, 용산2가동 Yongsan District, Seoul, 韓国

営業時間:火~金曜12~19時、土・日曜は12~20時

休業日:月曜

 

 

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