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【三鷹】武蔵野の農風景が残るのどかな場所「大沢の里」

  • 2024.7.4
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ちょっぴり憂鬱な梅雨の季節ですが、梅雨の晴れ間には武蔵野エリアの散策を楽しんでいます。先日足を延ばした三鷹市の「大沢の里」をご紹介します。

出典:リビングむさしのWeb

三鷹市の西部・大沢地区。市内を流れる野川にかかる相曽浦橋から飛橋の間の一帯が「大沢の里」です。野川の両脇には遊歩道があり、豊かな自然が満喫出来るお勧めの散策コースです。

自然豊かな場所

出典:リビングむさしのWeb

この辺りは、三鷹市の中でも特に自然豊かな地域です。大沢の里は、国分寺崖線「はけ」と呼ばれる武蔵野を代表する地形がみられる場所でもあります。

のどかな農村風景が残る場所

出典:リビングむさしのWeb
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湿生花園エリアには、水田が広がっています。国分寺崖線の下から湧き出した湧水を利用した田んぼだそうです。水田の中の木道を歩きながら眺める景色は、まるでのどかな田舎の農村の風景。ここが都内であることを忘れてしまいそうでした。

出典:リビングむさしのWeb
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ここはほたるの里とも呼ばれ、ゲンジボタルの観察が出来る場所でもあります。残念ながら今年の鑑賞シーズンは終わってしまいましたが、毎年5月下旬から6月中旬にはほたるの飛翔がみられるそうです。

森の奥へと続く自然観察路

出典:リビングむさしのWeb
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湿生花園の奥には「自然観察路」がありました。国分寺崖線の斜面を登る遊歩道で、深い森の中にいる気分を味わうことが出来ます。遊歩道の先には「出山横穴墓群8号墓」があります。崖の斜面を横に掘って作られた古墳です。古墳時代の終わり7世紀の遺跡を見ることが出来ます。

遊歩道脇の趣のある水車

出典:リビングむさしのWeb
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遊歩道には水車があり、風情を感じます。時間が経つのを忘れ、水しぶきを上げて回る水車をのんびりと眺めていました。

出典:リビングむさしのWeb
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大沢の里には、明治時代に建てられた農家「大沢の里古民家」や、しんぐるまと呼ばれる200年以上前に作られた水車が保全された「大沢の里水車経営農家」という施設があります。見学は有料になりますが、大沢地区の昔の農家の暮らしが学べる場所です。

出典:リビングむさしのWeb
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三鷹市「大沢の里」は都内にありながら、かつての農村の風景が今もなお残された自然豊かな場所でした。 梅雨明け間近…のどかでゆったりとした時間が楽しめる、癒しのお散歩コースをご紹介しました。

◆大沢の里◆
東京都三鷹市大沢2丁目17番
JR三鷹駅南口から小田急バス「鷹52」系統 (朝日町三丁目行・車返団地行・多磨駅行・榊原記念病院行)に乗車およそ20分、「竜源寺」バス停下車徒歩5分
URL:https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/001/001415.html

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