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妊娠糖尿病になって不安とストレスで感情が爆発…妻を救った夫の行動【作者インタビュー】

  • 2024.7.4
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10万部のベストセラーとなった『月たった2万円のふたりごはん』の著者でイラストレーターの奥田けいさん(@kei__okuda)は、2人目の子どもを妊娠中に妊娠糖尿病と診断された。『2人目妊娠したら糖尿病になった話』は、食べることも甘いものも大好きな奥田さんが取り組んだ食事療法やリアルな生活を描いたコミックエッセイだ。第6話は治療のストレスで、感情が爆発してしまったときのエピソード。その様子を見て、奥田さんの夫はある決意をする。

「妊娠中にはじめて発見または発症した、糖尿病にいたっていない糖代謝異常」のこと。

※本作で紹介するのは「妊娠糖尿病」です。「妊娠糖尿病」と「糖尿病」は異なる疾患ですのでご注意ください。

※本作で紹介する症状は、個人の体験談であり、すべての人に当てはまるものではありません。症状で悩んでいる方は医師・看護師等の専門家に相談してください。

「家族に迷惑をかけた」という罪悪感

食事指導を受けて食事には気をつけていたものの、血糖値が上がってしまった。自分のせいで赤ちゃんにも影響があるのではないかという不安や測定のストレスもあって、奥田さんは声を上げて泣いてしまう。当時は「好きなご飯を食べられない」というストレスよりも、「自分のせいで家族にも迷惑をかけてしまった」という罪悪感のほうが強かったという。

奥田さんの様子を見た夫は、子どもが生まれるまで「お酒を一切飲まない」と宣言。奥田さんは「一緒に泣いて励ましてくれた夫には本当に感謝しています」と振り返る。また食生活の面でもとても協力的だったという。妊娠糖尿病が発覚してからは、一緒に買い物に行って、血糖が上がりやすい調味料や食材の情報を共有した。 「夫にも知ってもらうことで、お互いにストレスをためずに食生活を送れたので、とてもよかったと思います」

「妊娠糖尿病を乗り越えるには、身近な人の理解と協力が大切」と実感した奥田さん。出産までのリアルな体験談が今後も気になるところだ。本作をまとめた書籍も発売中。現在、妊娠糖尿病と闘う人たちはもちろん、その家族やこれから妊娠・出産を迎える人はチェックしてみてはどうだろうか。

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