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スペイン代表ホセル、ドイツとの対戦に向け「クロース、これで最後の試合にしてやる」と“引退イジり”

  • 2024.7.4
スペイン代表ホセル、ドイツとの対戦に向け「クロース、これで最後の試合にしてやる」と“引退イジり”
スペイン代表ホセル、ドイツとの対戦に向け「クロース、これで最後の試合にしてやる」と“引退イジり”

Text by 石井彰(編集部)

5日に行われるEURO2024の準々決勝、ドイツ代表対スペイン代表。開催国であるドイツと、優勝候補の一つであるスペインが対戦する注目の試合だ。

ドイツではこの大会を最後に現役を引退することを宣言しているトニ・クロースがおり、負ければ彼はキャリアの幕を下ろす。

『AS』によれば、レアル・マドリーで彼とチームメイトであったスペイン代表FWホセルは以下のように話していたとのこと。

「(ドイツにはトニ・クロース、スペインにはロドリ。この二人のボランチについて)彼らはあのポジションにおいて象徴的な存在だ。

僕はレアル・マドリーでトニ・クロースと、スペインでロドリとプレーしてそれを体感したよ。彼らはいつだってロッカールームで落ち着きを保っている男たちだ。

こんな形でクロースに引導を渡さなければならないのは残念だね。金曜日には勝てるといいね。

ここを突破するには勝つことだけが重要だ。クロースについてよりも、我々は自分自身のことを信じなければならない。

我々は他のチームのことなど気にしていないよ。金曜日がトニ・クロースにとって最後の試合になるだろう。

クロースの強みについてはよく知っている。ドイツがボールを持つたび、彼の足を通過する。彼の試合を楽しませないように、特別な注意を払う必要があるね。

これがクロースの最後の試合になることを願うよ。金曜日には彼が引退することを期待する。

彼とはたくさん話したし、友人だ。そしてたくさんのアドバイスをもらった。ドイツの心臓であり、レアル・マドリーの心臓だ。注意しなければいけないよ」

友人であるクロースに対し、準々決勝が行われる金曜日で「引退させてやる」とイジってみせたホセル。

彼自身も今季でヨーロッパを離れてサウジアラビアに移籍することもあり、キャリアを一区切りする夏。ホセルにとってもクロースにとってもお互いに特別な試合になりそうだ。

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