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彼氏に夢中な女子高生。好きだった部活さえ「辞めちゃおうかな」|娘の彼氏を認めない

  • 2024.7.4

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。彼氏と付き合い始めてから、部活に身が入らなくなっていたサオリ。デートの時間が何よりも楽しく、好きで始めた部活さえ、退部を考えるほど恋愛にのめり込んでいました。サオリの考えを知らない母は、部活のことも気になるようですが…。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第8話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

彼氏との時間が、部活よりも楽しく感じられるサオリ。母との会話の中で、それとなく部活を辞めようと思っていることを打ち明けます。

高校生ともなれば自分で考える力もつき、自分で生き方を選ぶ権利がある一方で、金銭面など親の援助は必要不可欠。親としては、どこまで口をだすべきか、悩ましい問題ですよね…。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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