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「家がわからない」困った訴えはSOSだった…娘の友だちを救おうとした母の話

  • 2024.7.4

虐待のニュースを見聞きすると、とても恐ろしい気持ちになりますよね。子どもに暴力を振るうなんて考えられないと、胸を痛めるでしょう。もし、皆さんが虐待を疑う場面を目撃したらどうしますか?罪もない子どもを守るためにできることはどんなことがあるのでしょうか。今回ご紹介する作品は、Aiさんが実際に経験したエピソードが描かれています。『娘の友達は帰りたくない』をご紹介します。子どもの小さなSOSを受け取りたいと思える内容です。

家が分からないと言い出した友だちに思わず苦笑い…

あいさんは二児の母です。当時、長女のひなちゃんは小学校2年生。クラス替えをして間もなく新しい友だち、きららちゃんができました。

きららちゃんと初めて家で遊ぶひなちゃん。楽しい時間はあっという間に過ぎ夕方になりました。そろそろ終わりにするように声をかけると、きららちゃんは「家が分からない」と言いだして…?

しつけと称して、子どもに手をあげる叔母

きららちゃんは事情があり、父親と二人暮らしでした。たまにきららちゃんのお世話をしにくる叔母さんがいたのですが、きららちゃんはその人から虐待を受けているのではないかとあいさんは気が付きます。

子どもに手をあげている人は、日常的に暴力を振るっている可能性があります。子どもの体に傷やあざがないか、確認してみるといいでしょう。傷の原因を子どもが濁しているときは、心配ですよね…。

大人の間違ったしつけで子どもが暴力を受けないように、周りの大人は早い段階で気づいてあげたいものです。きららちゃんのように小さなSOSを発信している場合もあります。子どもの安心できる環境を地域で守りましょう。

子どもが相談できる環境を作ることが大切

きららちゃんの父親は、叔母の虐待に気が付いていませんでした。父親のいないところで暴力を振るわれていたきららちゃん。誰にも相談ができず、こわかったでしょう…。

虐待は、子どものほうから相談できないことがあります。自分が悪いと責めてしまったり、萎縮してしまったり、理由はさまざまあるようです。どんな理由にしても、誰にも相談できずに、耐え続ける姿を想像すると胸が痛みますよね。

虐待かもしれない、そう疑いを持ったときは子どもの話を聞いてあげるだけでも効果的です。味方になってくれる大人がいると分かることは、子どもにとって心強いことです。一人で耐える子どもが減るように、社会全体で子どもの心身の健康を守っていきましょう。

著者:ゆずプー

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