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『はたらく細胞』人間の父娘役に阿部サダヲ&芦田愛菜!10年ぶりの再共演が実現

  • 2024.7.4
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シリーズ累計発行部数1000万部を超える清水茜の同名漫画を永野芽郁と佐藤健のダブル主演で実写化する映画『はたらく細胞』。メインキャストとして阿部サダヲと芦田愛菜の出演が発表され、新予告映像が解禁。公開日が12月13日(金)に決定した。

【写真を見る】『はたらく細胞』でダブル主演を務める永野芽郁と佐藤健

【写真を見る】『はたらく細胞』でダブル主演を務める永野芽郁と佐藤健 [c]清水茜/講談社 [c]原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 [c]2024映画「はたらく細胞」製作委員会
【写真を見る】『はたらく細胞』でダブル主演を務める永野芽郁と佐藤健 [c]清水茜/講談社 [c]原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 [c]2024映画「はたらく細胞」製作委員会

本作は人間の細胞を擬人化して描くという斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼び、2017年にはフランスの新聞「ル・モンド」が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出された漫画「はたらく細胞」とスピンオフ作品「はたらく細胞 BLACK」の2作品が原作。人間の体の中を舞台に繰り広げられる“世界最小の物語”を日本映画最大のスケールで活写する。また今回の実写版ではシリーズ史上初となる“人間の世界”を映像化。新たに解禁された登場人物は“不摂生にもほどがある父”漆崎茂と“健康優良な女子高生の娘”漆崎日胡という体内環境が明らかに差がある親子。異なる体内世界でそれぞれの細胞たちがはたらく様子が描かれ、さらにその親子を中心とする人間世界のドラマも展開していく。監督を務めるのは「翔んで埼玉」シリーズや「テルマエ・ロマエ」シリーズを手がける武内英樹。

そんな人間役を演じる、第2弾キャストとして人間の父娘役の阿部&芦田の出演が解禁。2011年に放送されて社会現象にもなった大ヒットドラマ「マルモのおきて スペシャル2014」以来、10年ぶりに父と娘として共演をはたす。久々の共演について、阿部は「娘役の芦田愛菜さんとは久しぶりの共演で、以前は『愛菜ちゃん』って呼んでいたのですが、いまや『芦田さん』ですね(笑)。以前とは全然違っていて、とても大人になった感じがしました。昔から演技もお喋りもお上手でしたが、今回共演して、改めて感心しました。どんどんスキルが上がっている俳優なんだなと、実感しました」とコメント。一方の芦田は「阿部さんと久しぶりに共演することができて、とても嬉しかったです。掛け合いのシーンでは、本当の親子のような安心感でのなかでお芝居をさせていただけて、すごく楽しかったです」とお互いに再会を喜んだ。

監督の武内は、阿部のキャスティングについて「原作では体内のお話だけですが、映画では体の持ち主である、漆崎親子のドラマも描くことになり、不健康な父親をコミカルに演じていただける方、ということですぐに思い浮かんだのが阿部さんでした」と語り、芦田に関しては「不健康な父を気遣うしっかり者の高校生の娘役は、かねてからこんな娘がいたらいいなと思っていた芦田さんにオファーしました。また、13年ぶりに芦田さんと阿部さんが共演して、成熟した親子像を見られたら夢のようだ、とお2人とご一緒するのを楽しみにしていました」と、二人の共演を楽しみしていたと明かす。2人への演出について「お二人のお芝居を演出していると、昔の関係性といまの関係性がオーバーラップして、本当の親子みたいで胸が熱くなりました。芦田さんは、等身大の女子高生らしさも、父親思いのしっかり者の日胡もリアリティをもって演じてくださり、阿部さんは、そんな娘の笑顔のために全力を尽す茂を、チャーミングに演じてくださいました。細胞たちの活躍だけでなく、漆崎親子のドラマにもご期待ください」と語っている。

妻を早くに亡くし、娘の日胡と2人暮らしの茂は、不規則な生活を送り、ジャンクフードと酒、たばこが大好き。茂の体内では、ブラックな労働環境に疲弊しきった細胞たちが文句を言いながらも奮闘している。一方、日胡は高校に通いながら献身的に家事も行い、不摂生な茂の健康を心配している女子高生。日胡の体内には赤血球役の永野&白血球、好中球役の佐藤のダブル主演コンビほか様々な細胞たちが健康を守るために日夜はたらいている。親子なのにあまりにも環境の違う2人の体内世界の対比が、コミカルに、時にドラマティックに描写されていく。

実写化について、阿部は「体の中の細胞たちの働きが分かりやすく描かれるので、出演して非常に勉強になりました。原作漫画は大人だけでなくお子さんにも人気があると聞いていますし、映画もご家族で楽しく観ていただける作品になると思います。実は、細胞役を演じられた俳優の皆さんとは撮影でお会いすることができなかったので、どういう世界観になっているのか、完成した作品を観るのがとても楽しみです」と共演シーンがなかった自身の細胞たちへも期待を寄せた。

出演オファーについて、元々作品を知っていたという芦田は「原作は、高校で免疫の勉強をしていた時に先生から勧められて読んだことがあり、以前から知っていました。面白くてタメになるし、すごく好きな作品だったので、参加させていただけると聞いてとても嬉しかったです。細胞たちの特徴や擬人化のされ方などが知れば知るほど、あっ!そうだよな、なるほどな、と思うところがすごく多かったです」と出演が決まった際の喜びを語った。

今回発表となったキャラクタービジュアルでは、満面の笑みの茂と明るく健康的な日胡の笑顔が描かれている。それぞれの背景には劇中のキーアイテム、茂が大好きなビールと、日胡が大好きな水族館の魚が浮かんでいる。さらに最新予告編映像では、親子のいつもの朝の食卓から、日胡の体内の世界へとカメラが移動。赤血球、白血球(好中球)コンビが印象的なセリフとともに登場。そして最後のオチは、大きいほうが漏れそうな茂がトイレに駆け込むも、まさかの満室。茂の体内(肛門)に未曽有の危機が訪れる…という場面で幕を閉じる。阿部が「一番の見せ場だと思って力を入れました」と語るこの場面は、まさに武内作品ならではの大爆笑シーンとなっている。

本作には出演が発表されている4名のほかに、残り13名の未解禁の超豪華キャストが出演。今後の続報からも目が離せない!

<キャストコメント>

●阿部サダヲ(漆崎茂役)

「体の中の細胞たちの働きが分かりやすく描かれるので、出演して非常に勉強になりました。原作漫画は大人だけでなくお子さんにも人気があると聞いていますし、映画もご家族で楽しく観ていただける作品になると思います。娘役の芦田愛菜さんとは久しぶりの共演で、以前は『愛菜ちゃん』って呼んでいたのですが、いまや『芦田さん』ですね(笑)以前とは全然違っていて、とても大人になった感じがしました。昔から演技もお喋りもお上手でしたが、今回共演して、改めて感心しました。どんどんスキルが上がっている俳優なんだなと、実感しました。実は、細胞役を演じられた俳優の皆さんとは撮影でお会いすることができなかったので、どういう世界観になっているのか、完成した作品を観るのがとても楽しみです」

●芦田愛菜(漆崎日胡役)

「原作は、高校で免疫の勉強をしていた時に先生から勧められて読んだことがあり、以前から知っていました。面白くてタメになるし、すごく好きな作品だったので、参加させていただけると聞いてとても嬉しかったです。細胞たちの特徴や擬人化のされ方などが知れば知るほど、あっ!そうだよな、なるほどな、と思うところがすごく多かったです。阿部さんと久しぶりに共演することができて、とても嬉しかったです。掛け合いのシーンでは、本当の親子のような安心感でのなかでお芝居をさせていただけて、すごく楽しかったです」

●武内英樹(監督)

「原作では体内のお話だけですが、映画では体の持ち主である、漆崎親子のドラマも描くことになり、不健康な父親をコミカルに演じていただける方、ということですぐに思い浮かんだのが阿部さんでした。不健康な父を気遣うしっかり者の高校生の娘役は、かねてからこんな娘がいたらいいなと思っていた芦田さんにオファーしました。また、13年ぶりに芦田さんと阿部さんが共演して、成熟した親子像を見られたら夢のようだ、とお二人とご一緒するのを楽しみにしていました。お二人のお芝居を演出していると、昔の関係性といまの関係性がオーバーラップして、本当の親子みたいで胸が熱くなりました。芦田さんは、等身大の女子高生らしさも、父親思いのしっかり者の日胡もリアリティをもって演じてくださり、阿部さんは、そんな娘の笑顔のために全力を尽す茂を、チャーミングに演じてくださいました。細胞たちの活躍だけでなく、漆崎親子のドラマにもご期待ください」

文/スズキヒロシ

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