「やっと退院できた！」自宅での看病が続く夜、夫からまさかの発言が

皆さんはわが子の看病でどんな思いを抱きますか？熱などで苦しそうにしていると、代わってあげたいと思いますよね。早く元気になってほしくて、不安な時間を過ごすでしょう。こんなとき、そばにパートナーが一緒に対応してくれるかどうかは精神的にも肉体的にも大きな違いとなります。大人が一人いれば十分なんてことはないのですが…。今回は紙屋束実(@kamiya.tsukami)さんの『子どもが入院しても付き添いはワンオペ』をご紹介します。

夫の希望で専業主婦になったけど…

主人公の和葉さんは3年前に結婚します。妊娠がきっかけで、夫から家にいてほしいと言われて仕事を辞めて専業主婦になりました。

しかし、それからというもの、夫は家にいても寝ているかゲームばかり。普段の仕事が忙しいから、と言われると何も言えなくなってしまう和葉さんなのでした…。

わが子の入院でも、どこかひとごとな夫

和葉さんの息子は体調を崩し入院します。結果は、突発性発疹でした。数日で退院できたものの、まだ完全に体調は回復せず、和葉さんは不安な気持ちを抱きながら看病を続けます。

しかし、夫は心配をしている様子もなく遊びに出掛け、そのまま飲み会を楽しみます。わが子の体調不良のとき、大人はひとりいれば十分なのでしょうか。たしかに、大人が何人いても、それだけで体調がよくなることはありません。だけど、一人でわが子の看病をするということは、不安なことです。

こういうときだからこそ、例え何かができなくても、そばにいてくれたら心強いですよね…。緊急事態のときこそ、寄り添い協力し合うものが夫婦なのではないでしょうか。

家族とはどうあるべきかを考えさせられる

わが子が機嫌がいいときだけ相手をする、都合のいい父親である夫に対して愛想を尽かした和葉さん。家にいる時間は和葉さんのほうが長いからと言って、子育てを丸投げしていいわけではありません。夫婦の間に生まれたわが子です。どちらか一方が面倒を見ればいいということありませんよね。

夫婦の関係は平等です。収入に応じて立場が変わるわけではありません。夫は、収入がある自分の方が偉いという間違った感覚に支配されてしまったのでしょう。

家族の一大事であっても、自分のことを優先するパートナーを皆さんはどう思いますか？家族の在り方について改めて見つめ直したくなりますよね。

著者：ゆずプー