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たった一人、月から帰還せよ!『THE MOON』EXOド・ギョンスがインタビューで撮影を振り返る

  • 2024.7.3
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「神と共に」シリーズを手がけたキム・ヨンファ監督のSF大作『THE MOON』が7月5日(金)に公開される。このたび、EXO、ド・ギョンスのインタビューおよび、関連写真が解禁に。さらに、宇宙飛行士、野口聡一ら著名人からの推薦コメントも到着した。

【写真を見る】兵役後初の映画出演となるド・ギョンスの姿を写した場面写真も多数解禁

【写真を見る】兵役後初の映画出演となるド・ギョンスの姿を写した場面写真も多数解禁 [c]2023 CJ ENM Co., Ltd., CJ ENM STUDIOS, BLAAD STUDIOS ALL RIGHTS RESERVED
【写真を見る】兵役後初の映画出演となるド・ギョンスの姿を写した場面写真も多数解禁 [c]2023 CJ ENM Co., Ltd., CJ ENM STUDIOS, BLAAD STUDIOS ALL RIGHTS RESERVED

アジア全土で絶大な人気を誇るK-POPグループ、EXOのメインボーカルを務めるギョンスが「神と共に」に続くタッグとなるヨンファ監督作で兵役後初の映画出演を果たす。さらに『ペパーミント・キャンディー』(99)などで知られるベテラン俳優、ソル・ギョング、「夫婦の世界」で知られるキム・ヒエらが共演。盤石の布陣で、ハリウッド超大作級の作品を完成させた。本作で描かれるのは、月面の有人探査を叶えるべく、3人のクルーを乗せた韓国の有人ロケット、ウリ号の物語。月周回軌道への進入を目前にしながら太陽風の影響で通信トラブルが発生し、修理中の事故によりクルーの命が失われる。そんななか、唯一残された新人宇宙飛行士ソヌ(ギョンス)を生還させるため、5年前の有人ロケット爆発事故の責任を取り組織を去った当時の責任者ジェグク(ギョング)が宇宙センターへ呼び戻される。一方、仲間の遺志を継ぐ決断をしたソヌは、重大な危機に直面しながらも月面への着陸に成功。僅かな救出の可能性に懸けて地上スタッフが奔走するなか、ソヌの地球へ帰る物語が展開する。

ソヌを演じたギョンスは、脚本に初めて目を通した際の印象として「入隊中に脚本をいただいたんですが、初めて目を通した時に“韓国でこんな映画が作れるんだ”と心から驚いたことを覚えています。当時の韓国では宇宙を舞台にした映画やドラマは作られていませんでした」と語っている。また、宇宙服を装着しての撮影はいかがでしたか?という問いに関しては「気を配らなければならないことがとても多かったことを覚えています。宇宙服を着た瞬間に“これは無理だ!”と思いました。撮影は夏に行われましたが、震えるほどに冷房を利かせていて、スタッフは薄いダウンジャケットを着ていました。それでも汗をたくさんかきました。さらに、ヘルメットを被ると呼吸がうまくできず、長時間装着し続けることは困難でした。宇宙服の重さも体感では10kg以上あるように思えましたが、聞いてみると5~6kgだったそうです。そして普段は2、3パターン想定して演技をしていますが、本作は7、8パターン考える必要がありました。トイレに簡単に行けなかったのも大変でした(笑)」と本作ならではの苦労を明らかにした。

また、宇宙、月に関連する著名人、見識者から推薦コメントも到着している。宇宙飛行士の野口聡一は「韓国版『ゼロ・グラビティ』(13)かと思ったけど、何が起きても決して死なないファン・ソヌ飛行士は『ダイ・ハード』(88)だね。。。月面探査車の疾走シーンは大迫力!それにしても、宇宙での国際協力って大事です」と宇宙飛行士ならではの視点でコメント。また、写真作家の宇宙飛行士の日常「宇宙パニック映画は数多くあれど、ここまで主人公に無慈悲な試練を与える作品もそう多くはない。終始手に汗にぎる展開でドキドキした。現実でもアルテミス計画という半世紀ぶりに人類を月面に送るプロジェクトが始動している。この物語はフィクションではなく現実に起こり得る話なのだ。だからこそ国籍、人種に関係なく、宇宙飛行士の勇敢さ、そしてそれを支える多くの仲間たちを称えたい映画だ」と本作に関して語っている。

ギョンス演じるファン・ソヌ飛行士は無事地球に帰還することができるのだろうか?手に汗握るSF大作の登場に期待が高まる。

<キャスト、著名人、見識者コメント>

●ド・ギョンス(ソヌ役)

――脚本に初めて目を通した時のことを教えてください

「入隊中に脚本をいただいたんですが、初めて目を通した時に“韓国でこんな映画が作れるんだ”と心から驚いたことを覚えています。当時の韓国では宇宙を舞台にした映画やドラマは作られていませんでした。どのように撮影し、制作するのかについて興味津々でした。実際に宇宙空間を体験することはできませんが、想像するだけで好奇心が湧き上がってきて、挑戦してみたいという気持ちが勝りました。キム·ヨンファ監督の作品に再び出演できる嬉しさもありました」

――宇宙服を装着しての撮影はいかがでしたか?

「気を配らなければならないことがとても多かったことを覚えています。宇宙服を着た瞬間に“これは無理だ!”と思いました。撮影は夏に行われましたが、震えるほどに冷房を利かせていて、スタッフは薄いダウンジャケットを着ていました。それでも汗をたくさんかきました。宇宙服のボリューム感を表現するために体の上に厚いスポンジを一枚着て、その上に宇宙服を重ねていたため動きづらく、またワイヤーを身につけて動き回らなければならず、それが最も大変でした。さらに、ヘルメットを被ると呼吸がうまくできず、長時間装着し続けることは困難でした。宇宙服の重さも体感では10kg以上あるように思えましたが、聞いてみると5~6kgだったそうです。そして普段は2、3パターン想定して演技をしていますが、本作は7、8パターン考える必要がありました。トイレに簡単に行けなかったのも大変でした(笑)」

――観客の皆さまへメッセージをお願いします

「『THE MOON』を観て、僕もソヌに癒やされると共に勇気をもらいました。ソヌの優しさやエネルギーを観客の皆さまにも感じてほしいと思います。すべての方がストレスを経験したことがあるでしょうし、投げ出したくなる瞬間もあるでしょう。映画を観て自分もできるんだという勇気や希望、諦めない心、そのようなことを得てほしいです」

●野口聡一(宇宙飛行士)

「韓国版『ゼロ・グラヴィティ』かと思ったけど、何が起きても決して死なないファン・ソヌ飛行士は『ダイ・ハード』だね。。。月面探査車の疾走シーンは大迫力! それにしても、宇宙での国際協力って大事です」

●宇宙飛行士の日常(写真作家)

「宇宙パニック映画は数多くあれど、ここまで主人公に無慈悲な試練を与える作品もそう多くはない。終始手に汗にぎる展開でドキドキした。現実でもアルテミス計画という半世紀ぶりに人類を月面に送るプロジェクトが始動している。この物語はフィクションではなく現実に起こり得る話なのだ。だからこそ国籍、人種に関係なく、宇宙飛行士の勇敢さ、そしてそれを支える多くの仲間たちを称えたい映画だ」

●佐々木亮(宇宙系Podcaster)

「いままさに活動が強まる太陽フレアによる危機から始まり、宇宙で起こりうる様々な課題がVFXで再現されています。これからの有人探査で起こりうる悲劇を目撃できます」

●苗加結菜(月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか...)

「あまり観たことのないジャンルの映画でしたが、始終ドキドキが止まらず呼吸する方法すら忘れてしまうほどでした。映像もとてもリアルで、自分もその場に居るような感覚で1秒たりとも目を離せません。ぜひ映画館で鑑賞してみていただきたいです」

●美南れな(月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか...)

「映画『THE MOON』の試写を観ましたが、宇宙での予測不可能な展開に終始ハラハラドキドキで、最後まで目が離せませんでした! 劇場にいる私も、助けてあげたい! という気持ちでいっぱいになりながら、ずっと拳を握りしめていました。サスペンス好きな私には、この緊張感がたまらない作品でした!」

●早崎優奈(月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか...)

「序盤からクライマックスで、スクリーンから目が離せませんでした。その後の怒涛の展開も、まるで壮大な宇宙にいるかのようなリアリティのある映像も相まって、ストーリーに没入できました。まるで自分もミッションに参加する一員であると錯覚を覚える程の臨場感でした。ぜひ劇場スクリーンで体験してほしいです!」

●葵音琴(月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか...)

「"月に足跡を残す"というグループ名の規模を再認識させられるような作品でした。日常に溶けこんだ愛を遥かに超え、国境などの隔てを無くした人の繋がりを目にしました。危険に立ち向かい、生きようとする様を見ることで、命懸けになれる希望とは何か考えたくなる作品でした」

●羽崎ほの(月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか...)

「大迫力の映像と音で圧倒されていました。1秒1秒、展開が予想外に変化していったので終始何が起こるかドキドキハラハラしてしまいました。そしてハラハラするシーンが何度もあってスクリーンから目が離せませんでした。そうだったのか、となる感動シーンもあり、自分の力を信じて何かに挑戦してみようと思えた映画でした」

●夏目一花(月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか...)

「開始早々衝撃的な展開で、次から次へと一安心するたびにまた驚きがあり、どんどん夢中になっている自分がいました。終始『あっ』と声が出てしまいそうなくらいにハラハラさせられ、思わず顔を隠してしまった程の迫力のある演技と映像に感動しました。まるでノンフィクションのようなリアル感は、涙なしでは見ることができず、見終わった後まで余韻に浸るような感覚を覚えました!」

文/鈴木レイヤ

※早崎優奈、羽崎ほのの「崎」は「たつさき」が正式表記

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