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年末の“悩みのタネ” 意外とあっさり解消。年賀状をやめてよかったこと【作者インタビュー】

  • 2024.7.3
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日常の何気ない風景のなかにも喜びや驚き、発見がある。『アラフォーまきこのごゆるり家事』は、家事や育児など日々の暮らしを漫画にしたコミックエッセイだ。著者は、日雇いの仕事をしながらX(旧Twitter)やInstagramなどで漫画を発信する柿ノ種まきこさん(@kakinotane_m)。読む人をやさしい気持ちにさせる、オフビートでゆるい空気感で人気を呼んでいる。

第11話は、正月の恒例行事について。近年、年賀状離れが進んでいると話題だが、柿ノ種家も思い切って年賀状をやめてみたそう。

年賀状をやめて、年末の「年賀状どうしよう問題」から解放された柿ノ種家。現在は受け取る年賀状も数枚程度で、「年賀状が届いた!」というワクワク感は、以前と比べて少なくなったが、スッキリしたという気持ちの方が大きいという。「ないものねだりなのかもしれませんね」と柿ノ種さん。

ほかにも最近やめたことがあるそう。

「配送型スーパーを解約しました。子どもが小さいときは非常に助かっていましたが、時が経つにつれて注文するのが面倒になりました。購入品と一緒に次回のチラシと注文用紙をいただいても2日ほどそのまま放置。そして『そろそろチラシを見なきゃ…注文しなきゃ…』と注文締め切りまでを過ごしていました」。

メリットより憂鬱さが上回ったときが、やめどきなのだという。

一方で、面倒だと思っていてもやめられないことも。

「アボカドを食べると、種が残りますよね。そのまま捨てるのはもったいないと思ってしまい、きれいに洗ってから容器に入れて、種の1/3程度を水に浸して日当たりのいい場所に置いています」

すると1カ月ほどで根や芽が生えてくる。毎日水を換えるのは大変だが、発芽した喜びが忘れられず、ついつい育ててしまうという。手間を減らしたり、時間効率を考えたりすることも大切だが、自分の気持ちにもしっかり目を向けたい。

ズボラさんでも真似できそうな、簡単&手抜き家事を紹介する漫画でありながら、どこか丁寧さも感じられる柿ノ種さんの作品。本作をまとめた書籍も発売中なので、気になる人はチェックしてみよう。

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