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【100人調査】吸盤の吸着力を復活させる方法 カーナビやスマホホルダーにも

  • 2024.7.3
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つかない吸盤の粘着力を復活させる方法

吸盤の粘着力を復活させる方法はさまざまで、熱湯やアルコール、ハンドクリームなどがあります。
すぐに使いたい吸盤がある場合は、まずそれぞれの方法を試してみてください。

熱湯につけて吸盤の形を戻す

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劣化した吸盤は平べったくなり、吸着力が弱まってしまいます。
吸盤の深さを戻す方法として熱湯を使う例を試してみましょう。
70°C~80°Cの熱湯に吸盤を5分ほど浸しておき、元の形状に戻します。

水分を取るときは、タオルで拭くと繊維が付いてしまう可能性があるためドライヤーで乾かすか自然乾燥がおすすめです。
吸盤を熱湯に入れたまま加熱したり、沸騰した熱湯に入れたりすると変形する場合があるため避けましょう。

電子レンジであたためる

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熱湯を使った方法と同様に、電子レンジによる熱で吸盤を復活させる方法もあります。
耐熱容器に水と吸盤を入れ、500ワットを目安に30秒~1分ほど加熱しましょう。
温めすぎると変形するため、吸盤がお椀の形に戻ったら取り出してください。
復活しない場合は、ワット数は変えず時間を少しずつ長くしましょう。

アルコールで吸盤を拭く

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アルコール除菌シートやジェル状のアルコール消毒剤を含ませた布で、吸盤の吸着部分を拭く方法もおすすめです。
吸盤に付いたアルコールが完全に乾いてから、壁や車の窓、シンクなどにくっつけてください。
アルコールはほこりや汚れを落とすだけでなく、抗菌作用があるので接着面に発生するカビなどの菌の抑制にも効果的です。

ハンドクリームを吸盤に塗る

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ハンドクリームを使って吸着力を復活させる方法も、家で手軽にできる例。
吸盤が劣化すると細かい傷やひび割れなどが発生し、空気が入りやすくなります。
ハンドクリームを薄く塗り、吸盤の凸凹を埋めることで吸着部分の粘着力が復活。

ただしハンドクリームを塗りすぎると、滑る原因になるので注意しましょう。
ハンドクリームがない場合は、シャンプーや歯磨き粉でも代用できます。

シンクの壁や車内をきれいにする

シンクや車内、窓などに付いている汚れが原因で、吸盤がすぐ落ちることがあります。
特にシンクには油汚れの他、カビやホコリなど見えづらい汚れがこびりついていることも。
車内や車の窓も、普段の出入りなどでほこりや砂などの汚れがつきやすいため、こまめに掃除しましょう。

吸盤の粘着力を上げる方法

吸盤の粘着力を上げるためには、ビニールテープや補助板などのアイテムを使った方法も効果的。
補助板などの吸盤用のアイテムもあるので、吸盤をたくさん使う人は家に用意しておくのもおすすめです。

吸盤を付ける場所にビニールテープを貼る

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吸盤を付ける場所にビニールテープを貼ると、吸着力が復活する場合も。
ビニールテープによって壁の表面の凸凹が減り、吸盤と壁の間に空気が入りにくくする方法です。
細いテープを何枚も貼ると凸凹が出やすいので、吸盤より太さのある幅広タイプを使うのがおすすめ。
ビニールテープを貼る前に、壁を綺麗にして乾燥させておきましょう。

吸盤専用の補助板や接着剤もおすすめ

吸盤専用の補助板や接着剤を使うと吸盤がより密着し、粘着力を上げることができます。
壁に優しい材質のものが多く、吸盤を貼りたい壁やシンクに補助板や接着剤を付けるだけなので使い方も簡単。
吸盤をたくさん使う人、家にあるグッズを試しても吸盤がくっつかなかった人にもおすすめです。

すぐ落ちる!吸盤がくっつかない原因は?

壁が凸凹している以外に考えられる吸盤がすぐ落ちる、くっつかない原因を紹介します。
思い当たることがないか、確認してみてください。

吸盤の耐荷重オーバー

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吸盤がくっつかない原因の一つに、耐荷重を超えて使用している場合があります。
たとえば100均などで販売されている吸盤は、メーカーのものに比べると耐荷重が低い場合も。
ぶら下げたいものに合った耐荷重の吸盤を選ぶようにしてください。

温度による吸盤の形状変化

温度が高い環境で吸盤を使っていると、変形してくっつかない場合があります。
車や風呂などで使っているときに吸盤が丸まってしまうのは、温度が原因の場合も。
特に夏の車内は70°Cを超えることもあり、車のダッシュボードに付けたカーナビやスマホホルダーの吸盤が変形する場合があるので注意しましょう。

シンクの壁や車、吸盤自体の汚れ

吸盤を貼り付けたい壁や車の窓、吸盤本体が汚れている場合も、すぐ落ちることがあります。
吸盤は密着度によって吸着力が変化するため、吸盤にゴミや油などが付いていると壁と吸盤の間に隙間ができ、真空状態を保てません。
吸盤がくっつかないときは、貼り付けたい場所と本体の吸着部分を綺麗にするようにしましょう。

吸盤の劣化

経年劣化によって真空状態の空間が減り、吸盤の形が変形したり、吸着力が低下したりすることがあります。
これにより、今まで耐えられていた重さを支えられなくなり、落下してしまうことも。
長く使っていた吸盤がくっつきづらくなったときは、経年劣化も疑いましょう。

吸盤が壁に吸着する仕組みとは

吸盤がくっつかない原因を知るためには、くっつく仕組みを理解することが大切です。
吸盤が壁にくっついているときは、中が真空状態なので外側からしか気圧がかかりません。
吸盤が押されて戻る力と押さえる力がせめぎ合っている状態です。

そのため、表面が凸凹している場所に吸盤を貼り付けようとすると内側に空気が入り込みやすく、上手く圧力がかかりません。
吸盤がすぐ落ちる、くっつかない原因をさらに深堀りしていきましょう。

【100人に聞いた】吸盤をどう復活させた?

今回イエコレクション編集部では、吸盤のくっつきが弱くなって、吸着力を復活させたことがある人・吸盤を復活させる際に失敗したことがある人100名にアンケートを実施。
吸盤の復活に使った方法について伺いました。

アンケート_吸盤の復活方法を教えてください
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※調査対象:吸盤のくっつきが弱くなって、吸着力を復活させたことがある人・吸盤を復活させる際に失敗したことがある人100名/調査方法:インターネットでのアンケート調査/調査日:2023年

最も多かった回答は、「吸盤をくっつける場所を綺麗にした」で27%、2位は「熱湯につけて吸盤の形を戻した」で23%、3位は「ハンドクリームを吸盤に塗った」で16%という結果に。
続いて「電子レンジで吸盤を温めた」が15%、「アルコールで吸盤を拭いた」が13%、「その他」が6%でした。
「その他」には「吸盤に水をつけた」「ハンドクリームの代わりに、ボディ用オイルを薄く塗ってみた」などの声がありました。

【100人に聞いた】吸盤を復活させる時に失敗した・注意したこと

続いて吸盤を復活させる時に失敗した・注意したことについても、アンケートを実施しました。

吸盤を復活させる時に失敗したこと

・吸盤を強く押し付けすぎて変形させてしまった。
・吸盤を沸騰したての熱湯で洗ってしまい、形が変わってしまった。
・ハンドクリームをつけ過ぎると滑り過ぎて落ちたことがある。
・電子レンジで加熱する際、温めすぎると変形して使い物にならなくなった。
・アルコールがかなり強力なものであったため、吸盤のプラスチック部分が劣化し黄色く変色してしまった。

吸盤を復活させる時に注意したこと

・吸盤をくっつける場所の汚れを残さないように細かく掃除をした。
・熱湯で急に温めるのではなくお風呂より少し熱いくらいの温度でゆっくりと形を戻した。
・ハンドクリームを塗りすぎてしまうと滑って取れてしまうため、塗る範囲を中心側にして量をほどほどにするなどの工夫をした。
・電子レンジの秒数を細かく設定して30秒ごとに確認するようにした。
・アルコールで拭く時にティッシュを使うと繊維がついてしまうため、キッチンペーパーで拭いた。

ぜひ、上記のアンケートも参考に、吸盤の復活方法を試してみてください。

カーナビやスマホホルダーを車に付けるコツ

吸盤式のカーナビやスマホホルダーを車に取り付けるコツを紹介します。
まず、ダッシュボードの平面の箇所をアルコールなどで綺麗にしましょう。
凸凹があって付けづらい場合は、補助板やジェル素材の吸盤を使うのもおすすめです。
脱脂処理をしっかり行い、アルコールが乾いたらカーナビやスマホホルダーを押し付けます。
粘着力を強化するなら、ダッシュボード専用の吸盤基台ベースを使うのもいいでしょう。

まとめ

吸盤がつかない原因や粘着力を復活させる方法、吸盤と一緒に使えるおすすめ商品を紹介しました。
すぐ落ちる吸盤を買い替えなくても、熱湯やハンドクリームなどで吸着力を復活させる方法、補助板などで強化するアイデアがあります。
すぐ落ちる吸盤に困っている人は、本記事で紹介した方法を試して吸盤を快適に使いましょう。

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