【MLB】大谷翔平、驚愕27号直後の“確信歩き”に注目　争奪戦のHRボールが観客直撃、ベンチではひまわりの種シャワーで祝福

ドジャースの大谷翔平投手は2日（日本時間3日）、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に「1番DH」で先発出場。7回の第4打席に右翼への今季27号を放った。

■7月も勢い変わらずスタート

月間12本塁打と得意の6月に量産態勢を築いた大谷。その勢いのまま迎えた7月初陣に驚愕の一打が生まれた。
ドジャース1点ビハインドの7回裏、無死一塁で迎えた第4打席。大谷は相手3番手ジャスティン・マルティネス投手の3球目のスライダーを豪快に振り抜くと、打球は速度112マイル（約180.2キロ）で右翼スタンドへ。433フィート（約132.0メートル）で飛び込む今季27号となった。
打った瞬間本塁打とわかる一打となったが、MLB公式のスペイン語版公式X（旧ツイッター）が映し出したのが大谷の打った瞬間の表情。大谷は打球の行方を眺めながら確信歩き、一塁上を回った際に雄たけびを上げた。
大谷のこの一打には周りも大熱狂。観客席ではホームランボールの争奪戦が展開され、観客の頭に“直撃”した様子も。ベンチに戻った大谷には祝福のひまわりの種シャワーが浴びせられた。
なお、この試合は9回にテオスカー・ヘルナンデス外野手の適時打でドジャースが逆転勝ち。最高の形でチームが7月のスタートを切った。